新編・伊勢物語 第七百五十七段 一を聞き十を知り得ぬ歌 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第七百五十七段  一を聞き十を知り得ぬ歌

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、平成三十年の新春

自らの老いの境涯を思ひ

歌を

 

一を聞き 十知り得ねど 世の中の

さはの出来事 知らずともよし

 

と詠み あまり新聞を読まず

ニュース番組を見ず

俗塵にまみれることを潔しとせず

日々を過ごしけり。