新編・伊勢物語 第七百五十五段 木の葉衣に身を纏ひ 星原二郎第七百五十五段 木の葉衣に身を纏ひ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年の新春 自らの老いの境涯を思ひ 歌を 身にまとふは 木の葉衣に 充分なり 世間の目など 何も障らず と詠みけり。 (註)木の葉衣とは、木の葉をもて編みたる如き 粗末なる衣の事なり。 悪くいへば無頓着なれども ファッションには興味有らざれば 何をか言はんやなり。