第六百九十二段 茹で玉子を讃ふる歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成二十九年十一月九日の知立市文化協会所属の
短歌グループ【立春】の定例歌会に
前もって次の歌
茹で玉子 つるり剥けるは 吉兆か
朝のコメダにて 新聞読みつつ
を提供 臨みけり。
因みに三河にある某コメダ珈琲店は
その男のよく行く店なれど
玉子の茹で方に少々 難あれば
店側に茹で方を指南せしこと有り。
されど改善には及ばず。
相変はらず剥き難き玉子なれども
或る日、気持ち良く剥けたれば生まれたる作なり。
しかれども歌会での評価は吉兆の
具現とはならず悔しがりけり。
※たまごの表記、料理にては【玉子】を用ひ
昆虫・鳥類・魚類等の生き物を指す場合は【卵】なり。