第六百五十八段 大伴家持と並び山を見る歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成二十九年十月六日
越中は高岡市の万葉歴史館にての
「第37回全国万葉短歌大会」に
作品
因幡の国 国府館の 址にたち
家持と並み 山脈見やる
を事前に提出し臨みけり。
歌の心(内容) 万葉集の掉尾を飾る名歌
「新しき年の始めの初春の
今日降る雪のいや重け吉事」
を詠みたる場所と伝はる因幡国の国府館跡に佇み
彼の当時とさほど変わらぬ山並みを
見やりての作なり。
下の句の<NAMI>の音韻、如何にや?
して大会にては、万葉大賞はおろか
万葉賞、さては佳作にも
選ばれず悔しき思ひ抱きけり。