第四百八十六段 NPO法人の日本詩歌句協会の中部大会
昔、男ありけり。今も男ありけり。
その男、平成二十九年三月二十五日
NPO法人日本詩歌句協会の主催する
第十一回中部大会に短歌作品を出し
出席しけり。
歌は
ただ一度 師に逆らひし 事ありて
わが生涯の 悔い深かりき
にて大賞は逃しししかど入賞の栄誉を得にけり。
して、詩の選者の曰く
「詩は魂の浄化である」
また俳句の選者の曰く
「俳句は真・善・美である」
更に短歌の選者の曰く
「良き歌は良き人格から生まれる」
のスピーチをメモし
総括し詩の大家の
「散歩してゐると鳥や花や虫が書いてくれやと
言ってくる」との言葉を参加の収穫とも思ひ
書き留め会場のルブラ王山を去りけり。