新編・伊勢物語 第四百五十六段 てんてこ祭り(後半) 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第四百五十六段 てんてこ祭り(後半)

 

てんてこの 小締め太鼓の 音にのり

腰に結はへる 大根が躍る

 

臼と杵 (もちひ)を搗くも 神聖の

おこなひにして 女男(めを)のことこそ

 

(あめ)(つち) 交はらざれば 万物の

興らざるなり (かむな)(がら)の道

 

連綿と 伝はる習はし 今の年も

神事終りて (もちひ)ふるまふ

 

口伝にて 一子相伝の (うたひ)をや

うたふ声こそ 畏しと聴く

 

と詠み この年の五穀豊穣、国家安康

無病息災を祈りけり。

しかして、天下の奇祭と膾炙され来し事

深く頷きにけり。