新編・伊勢物語 第四百三十二段 太鼓の演奏 星原二郎第四百三十二段 太鼓の演奏 昔、男ありけり。今も男ありけり。 その男、平成二十九年の冬 太鼓演奏集団「志(し)多(た)ら」の 演奏会に行きてその迫力ある音を聞きけり。 聞きて、歌を 花祭り テーホヘ♪テホヘ♪の 調べもて 「志(し)多(た)ら」太鼓の 迫り来る音 と、詠み 演奏に酔ひ痴れ、 太鼓こそ わが大和民族に流れ続けゐる音であり リズムと思ひけり。