新編・伊勢物語 第四百八段 知立神社にて神占 星原二郎第四百八段 知立神社にて神占 昔、男ありけり。今も男ありけり。その男、平成二十九年一月一日の午後恒例の知立神社へ初詣へと行きけり。してさらに恒例の御籤を引き歌を 年始め もののはじめの ためしとて引きたる神籤(みくじ)の 吉をよろこぶ と 詠み 童謡唱歌の 「一月一日」 を声高らかに唄ひけり。