新編・伊勢物語 第三百七十二段 芋焼酎 星原二郎第三百七十二段 芋焼酎 昔、男ありけり。今も男ありけり。その男、平成二十八年十一月 日本を代表する温泉旅館のひとつ鹿児島の妙見温泉郷の「忘れの里 雅叙苑」へと行きけり。行きて、温泉と鹿児島名物の芋焼酎を楽しみて歌を 鹿児島の 芋焼酎の カッポ酒囲炉裏を囲み 語りつつ飲む 鹿児島の 芋焼酎に 若き日のにがき思ひ出も 今はなつかし と 詠みしかど したたかに酔ひその後のことは「忘れの里」らしく忘れ去りけり。