ねえ、奥さん、シミュレーションによると、イギリスでは、このパンデミックが始まってから現在までに5人に1人が新型コロナに既にかかった/かかっているんですってよ!(これは全国平均であって、もちろん地域差があって2人に1人のとこもあれば、7人に1人のとこもあるわけですけど)
って聞くとすごい沢山に聞こえるし、いや、確かに沢山なんですけど、よく考えると5人に1人って20%だからまだ80%免疫ない人(私も含めて)がいるんですね。
そんなこんなしているうちに、
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英国政府のダッシュボードより。
黄緑(低)→ 薄青 → 青 → 薄赤紫 → 濃い赤紫 (高)
左上:クリスマス前、右上:年末、左下:年始、右下:現在
新型コロナの感染状況の地図が赤くなり続けてるし。
ウイルス、着実に北上中です。
早く感染数、下がり始めないかなあ。
でも、今北上してるってことは、私の住んでいる地域はこれから山場が来るんでしょうか。
あまりの先の見えなさに、家庭学習に喘ぐ保護者たちの絶望感が高まってきた今日この頃。
WhatsApp(日本でいうLINE)上で、もう皆、悲しげな諦めコメントでいっぱいです。
気のせいでしょうか。
前回より学校もオンライン家庭学習用のツールが揃ってるだけに、先生もなんか容赦ないというか。
アップロードするのも大変なのに、うっかり算数の課題を2個あるうち1個しかアップロードしなかったら、「よく出来たね!もう一個の課題もできるかな?挑戦してみてね。」ってコメントがついたんだけど!
もしかしたら深い意味はないのかもしれないけど、すごいプレッシャー
しかも、また新しいプラットフォームが増えるんだって!
もう管理しなきゃいけない、色んなアプリ/ウェブのログインとパスワード、多すぎ。
本気で疲れてきました私。
ねえ、子供の能力を見くびってはいけないですよね、ってついこの間書いたばっかりなんですけど、
ここで。
結構ガチで家庭学習についていくのが、異様に大変なんですけど!
これ5歳や6歳がやる量なん?
そしてこれ、やったところで、子供どんだけ理解してて、学校に戻ったときに覚えてるん?
という、気持ち。
でも、家庭学習の課題について、小グループでのライブ授業があるから、全く無視しにくいし。
後、そして認めたくないけど、娘の歯ぐずりがまた始まってしまった感じ。
もう機嫌悪いし、ずーっとひっついてくるし、すぐに泣くし。
夜は寝つきが悪いしさ。これ書いてる間にも、もう2回も起き出してグズグズ言ってるし。
という長々とした前置きはともかく、本題。
Sちゃんのパパは、このしょうもない嘘つく人。
突然、「パパに教えてもらって、二桁の足し算ができるようになりました」って娘にコメント打たせて、Sちゃんがやった二桁の足し算が並んだ画像を投稿したんですよね。
で、これ、息子の学年がレセプション(小学校1年生になる前の準備段階の学年、4歳から5歳)の時の話ですから、他の子供たちは、カリキュラムに沿って、まだまだ特定の数の1個上、1個下(つまり18の1個上は19、1個下は17とか)とか、3+4=とか、やっていた頃ですよ。
ちょっと再現してみましたが、もっと二桁の計算(繰上げあり)がずらーっと並んでて、最後の最後にすごい大きい番号の計算があってですね、それをSちゃんパパが赤で採点して(当然、全部あってる)、しかも「ワオ!すごい!!」とかコメントが入ってるの。
再現してまで伝えたいことかよ!(あ、✔️は日本で言う○です。イギリスだと採点は✔️(正解)と✖️(不正解)なんですね。せっかく書いたのに○にすれば良かった。)
この時点でカリキュラムをすっごい飛ばしてるんですよね。
いわゆる先取りってやつな。
先取りの良し悪しじゃなくて、でも、これをさ、パンデミック中の、学校からの家庭学習課題発表の場になんでわざわざ乗っけてくるかな、と思ったんですけど、学校の先生としては親が「ワオ!すごい!」って書いてるのに、しかも子供が見るのわかってて、「カリキュラム以外のことはしないで下さい」って冷たいこと言えなかったんですよね。しかも、もうすでにグループ1も散々カリキュラム外の投稿してるわけだし。
で、
「ワオ!なんて素晴らしいの!
Sちゃん、レセプションじゃなくて、2年生に飛び級できちゃいそうね!」
みたいなコメントを先生がつけたんですよ。
それがグループ2の他の数家族を刺激しちゃったんですよね。
つづく。
何気に楽しそう。