わが青春時代のフォーク・クセダーズのヒット曲ですが、メンバーの北山修は、人気絶頂のなか、あっさりと芸能界を引退し、以降、マスコミには一切、登場しませんでした。思い切ったことをするなあ、と感心したのと、何故だろうという思いが残りました。
先日、40年ぶりにテレビ出演した北山修は、なんと九州大学大学院・精神科の教授で、その引退記念講義がオンエアーされました。63才です。
自分が、なぜ芸能界を引退したのか、またマイケル・ジャクソンの行動についての心理分析などを例にして、固いテーマを飽きさせないで講義されてました。
丁度、先月から心理療法・精神分析・うつ病の本を集中的に読んでいるところだったので興味深いものがありました。
読んだのは29冊ですが、論理療法の國分康孝、精神分析の高橋和巳に納得いくものが多くありました。
人の心の精妙さ、複雑さ、奥深さについて改めて考えさせられました。
夏目漱石「草枕」の「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。」という言葉が身にしみます。





