Lenovo ThinkPad T510 CMOS電池(バックアップバッテリー)交換しました | いさおリンクのインターネット羅針盤

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今日は我が家の庭の手入れを行いました。防犯砂利を敷いていなかった北面に防犯砂利を2袋撒く作業です。北面なので地面に苔が生えているため表面を削って、苔混じりの土を袋詰して、防犯砂利を蒔く。時間にして30分ほどでずいぶん綺麗になったのがうれしい(笑)。もっと早くやっておけば良かった。

 

さて今日の本題です。

 

先日もちょっと触れたLenovo ThinkPad T510のCMOS電池が届いたので交換作業を行いました。

 

ちなみに以前の記事はこちら

 

見た目では分からないがこういう所が心をくすぐる Lenovo ThinkPad X/Tシリーズ

http://ameblo.jp/isaolink/entry-12222945096.html

 

↑の記事でも書きましたが、ThinkPadシリーズはメーカーでマニュアルやパーツリストを公開しているので安心して分解することが出来ます。この手の分解記事は既にたくさん出ているので見飽きているかもしれませんが、せっかく写真を撮ったので(笑)載せておきます。

 

今回分解したThinkPad T510。家にもう1台同じのがあります(^_^;)。表面がちょっとくたびれてますけど機能に支障なし。9セルの大容量バッテリーが付いているので後ろにはみ出ています。

 

日本語キーボードが付いていますが、購入時は英語キーボードでした。この頃のThinkPadはキーボードがパーツとしてあるので、簡単に交換できます。トラックポイントはMacにも欲しい機能です。

 

裏から見たところ。バッテリーの下の右側にある長方形の端子は、ウルトラベース(ドック)を接合部になります。ウルトラベースは家にもあるけど撮り忘れた。

 

CMOS電池の交換には、キーボードベゼルを取り外す必要があります。キーボードベゼルの取り外す際に必要なネジは、ここに見えている他にも2本あります。小さいネジで本数が多いためけっこう面倒な作業です。この作業を行うのに分解マニュアルがあるとものすごく便利。公開してくれているLenovoに感謝しなければなりませんね。

 

キーボードやメモリを交換する時は、このようなアイコンが表示されているネジを取り外すだけでOKととても親切です。こういうところにもメーカーの姿勢が現れますね。

 

ThinkPad T510のメモリスロットはキーボード背面及び、裏面(この写真)にあります。このThinkPadには4GBメモリ×2の8GBが搭載されています。

 

キーボードを取り外す時は、写真中央にあるコネクターを引き抜く必要があります。

 

コネクターを引き抜いたところ。

 

キーボードをひっくり返すとこのようになっています。

 

キーボードの表面。

 

キーボードベゼルにあるトラックパッドにつながる配線を外します。コネクターを90度上に引き上げる(回す)と・・

 

コネクターの爪が基盤と平行になります。ケーブルを引き抜くと・・

 

ケーブルが外れました。後は力を入れすぎないように気をつけてキーボードベゼルを少しずつ上に持ち上げていきます。何箇所かロック用の爪があるので、その部分は特に慎重に作業しましょう。

 

キーボードベゼルが外れました。この写真では既にCMOS電池が外れてしまっています。

 

こちらがCMOS電池付きの写真。黄色で丸いのがCMOS電池です。

 

ちなみにキーボードベゼルを裏から見るとこのようになっています。

 

購入したCMOS電池(袋入りの状態:左)と元から付いていたCMOS電池:右。今回はAmazonで購入しました。

 

左が元々付いていた電池。右が購入した電池。(上の写真と反対)

古い部品の方が印字が潰れておらず、しっかり作られているように見えます。どっちも新品だったら絶対に左側のを購入するだろうな。

 

新品のCMOS電池を取り付けたところ。両面テープで固定しました。

 

これでOK。分解時と逆の手順で組み立てます。

 

組立が終わったら電源ボタンを押して起動します。CMOS電池が新しくなったので「日付を設定してください」とのエラーメッセージが出ます。

 

BIOS設定画面で日付を設定します。自作の頃はしょっちゅうこの画面を眺めていたなぁ。

 

これで、CMOS電池の交換作業全て終了です。部品代わずか数百円で再び快適に使えるようになりました。

 

ちょっと古めのThinkPad X/Tシリーズをお持ちの方で起動時にメッセージが出て困っている人は、そこに表示されている内容と機種名で検索してみてください。CMOS電池に起因するエラーメッセージであれば、いずれも同じような手順で交換することが出来るでしょう。

 

※当然ながら自分で行う作業は全て自己責任です。安さよりも安心を追求したい人はメーカー修理をお勧めします。

 

最後に・・今回使用したThinkPad T510用CMOS電池はAmazonで購入しました。

 

IBM Lenovo ThinkPad用CMOS電池 バックアップバッテリー 92P0986