昨日の降雪ですっかり部屋が冷え込んできたので、ガスストーブを引っ張り出してきました。スイッチオンですぐに部屋が暖まるのに感動(笑)。この即暖パワーはガスならでは。暖かいからと付けっばなしにして一酸化炭素中毒にならないように気をつけて使わなくは。
さて今日の本題です。
起動時に変なメッセージが出るとのことで、実家から送られてきたThinkPad T510のCMOS電池(バックアップバッテリー)の型番を確認して注文するために、分解してバッテリーを取り出しました。
この手の電池交換の場合、作業そのものの難易度は高くないんですけど、どのネジを外すのか、どの手順でバラしていくかなどの分解手順がわからなくてけっこう難儀します。
こういう時でもThinkPadシリーズ、中でもX/Tシリーズ(自分はこの2つのシリーズしか買ってないので他のシリーズの事はよくわからない)は安心して分解することが出来ます。何故かと言うと・・・ メーカーが分解マニュアルとかパーツリストを提供してくれているから。
例えば、今回のT510のキーボードベゼル取り外しの場合は↓を見ると手順がわかります。
https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/migr-74473
取り外したCMOS電池の型番を調べるのは↓このページ
https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/migr-74345#19
出てきた型番
02K7078
をキーワードに探せば、部品を調達することが出来ます。ThinkPadの場合はパーツを売っているショップがけっこうあるし、ヤフオクやジャンク品からも調達できるのでメンテナンスやトラブル時のコストを抑えることが出来るのです。
こういう部分って、パソコン売り場でパソコンを眺めていただけではわかりません。見た目や性能も大事だけど、実際に購入した後にどれだけ長く使えるか、という部分こそ実は一番大事なことのように思います。
あと、最新OSのWindows10のドライバーだけでなく、古いWindowsVistaのようなマイクロソフトでサポートしているOSのドライバーも用意されているのもメリットです。
他にもあります。パソコンの性能が頭打ちになった今、数年前のパソコンでも必要にして十分の性能を持っています。ThinkPad X/Tシリーズだったら拡張性にも優れている&マニュアル類がしっかりしている事もあって、当時は高くて買えなかったCPU/メモリ/SSDなどを安価に入手して換装する場合も比較的ハードルは低いです。
今となっては無骨なThinkPad X/Tシリーズではありますが、こういう見えない部分にこだわった作りをしている事を知れば、見る目も変わってくるのではないでしょうか。
そんなこんなで、MacBookProをメインに使うようになった今でもOld-ThinkPadは手放せないのです。あ、先日お借りしたThinkPad X1 Carbonも、今借りているThinkPad X260もいいですよ(笑)。