今日、DJI Osmo Mobileを持って出かけてきました。訪問先からの帰り道、ふと思い立って山手線と西武池袋線の電車の先頭車両にて吊革無しで立って撮影、撮影者の足腰が弱い!?(・・;)こともあって結構揺れるのですが、DJI Osmo Mobileはスムーズにいなします。けっこう面白い映像が撮れました。後で編集して公開したいと思います。
さて今日の本題です。
DJI Osmo Mobileのモーション/タイムラプス撮影時には、本体を固定する必要があります。DJI Osmo Mobileは横向きに三脚穴が空いているので通常の三脚は取り付けられません。そこでこんな工夫をしてみました。
話は戻ります。
DJI Osmo Mobileの横向きの三脚穴から三脚のクィックシューに固定するアタッチメントがあるのでは? と思って探してみましたが純正品にはないようです。うーん、困ったなぁと思いつつ、純正のOsmoベースを持って何気なく裏を見たら・・・!
あれ? 三脚穴があるじゃん!
早速、装着テストを行います。テスト用の三脚はベルボンのQHD-51です。
これで上にDJI Osmo MobileをカチッとはめたらOKなんですが・・・ もしかしたら個体差があるのかもしれないけど、自分が持っているDJI Osmo MobileとOsmoベースの組み合わせでは、下が安定している場所でもグラグラしてしまうのです。
↓の嵌め合いの部分がゆったり目に作られているのだと思いますが、ピシッと入るようにしたくても調整の手段がありません。
これは緊急時に使用するとして、もう少しカチッとした固定ができる方法を考えます。
次に目をつけたのは双眼鏡のアダプターです。双眼鏡は三脚穴が横向きになっている製品があるようで90度曲げて三脚にセットするアダプターが売られています。
DJI Osmo Mobileのグリップが結構長いので三脚にすんなり付かないし、形状的にも無理があるとは思いつつも、人柱覚悟で「ビクセンのビノホルダーH」を購入しました。
アダプター本体はこのようになっています。DJI Osmo Mobileの三脚穴は微妙に凹んでいるのですが、ビノホルダーHの形状なら奥までねじ込めます。本当はもっとブラケットが写真左方向にせり出している、イメージとしては数字の7を反対にしてもっと尖らせたような形のが欲しいけど、専用品じゃないから仕方ないです。
三脚穴についているスクリューキャップを外してアダプターをねじ込みます。
装着した図。案の定、DJI Osmo Mobileと三脚アダプターのすき間は極小になっています。あと、ネジ仕込み部のプラスチック部分の経が細いので力が入らず、ねじ込みきれないのが気になります。使っているうちに緩んできそう。
見ておわかりの通り、QHD-51には装着できず・・・ 困った。
手持ちの機材で何かないかと思って引っ張り出してきたのがこれ。カメラを2台載せるためのプレートです。
これだったらDJI Osmo Mobileのグリップにも干渉しません。見た目は良くないけれど、いよいよ気になるんだったらもっと短いステーに変えれば良しです。
残るは緩み止め対策です。ゴムワッシャーをかませることにしてホームセンターに行って物色してきました。結果、この3mm厚のゴム板を使うことに決定。お値段約100円です。
ハサミで丸く切って、真ん中の穴は錐で刺してから二つ折りにし、ハサミで切って完成です。
ホントは、この三脚穴の外側の波加工してある所の外形に合うサイズのアダプターがあるとガッチリ締まると思うんだけど、純正パーツの供給を待つしかなさそう。
という訳で、無事にセッティングが完了しました。後日三脚をセットして動作確認したいと思います。
試しに普通の三脚に取り付けてみたら、グリップ部分が少々干渉してしまいました。無理やりやっちゃうとDJI Osmo Mobileの三脚穴がバカになって痛い目に遭いそうな予感が。プレート装着しないと駄目そう。
という訳で、2種類の三脚アダプターが用意できました。いずれも固定という面ではやや不安が残ります。他に良いアイディアとか良いアダプターがあれば教えていただきたいです。
最後に、ここで紹介した部品はアマゾンでも買えます。ゴムはホームセンターの方が手っ取り早いかもしれません。
Vixen 双眼鏡用アクセサリー 三脚アダプター ビノホルダーH 1835-00
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