さて今日の本題です。
足立区にあるお客様のところを訪問した帰り道、またまた秋葉原のヨドバシカメラに立ち寄りました。
今日の目玉はMicrosoft SurfacePro3。あたかもパソコンのように使えるのが売りのタブレットです。
正直言ってあんまり期待せずに触ったんですけど、触れば触るほど印象が良くなってきます。ざっくりとしか触っていない中での感想としては・・・
・思った以上にトラックパッドの操作感がしっかりしていて、この小さな面積の割には繊細な動きにも付いてきてくれます。もう操作するのが楽しくなるくらい。これってとても大事なことでして、普段はマウス必須の人もトラックパッドに乗り換えることが出来るでしょう。
・付属のSurfaceペンが思った以上にスムーズに動きます。自分のスマホでテザリングしてpixlr https://pixlr.com/editor/ を立ち上げ、ピクチャに入っていたサンプル画像を使ってこのSurfaceペンでブラシ操作をしてみたら、もうなんか嬉しくなるくらいスムーズに描くことができて、なんちゃって画家になった気分を味わえます(笑)。
・高精細なディスプレイが思ったよりも見やすいです。画面のプロバティを見てみたら通常は150%表示になっていました。それを100%にして2160×1440ドットして上記のpixlrを操作してみたところ、ミニチュアサイズながらも小さすぎて潰れるようなこともなく表示できました。実用性を考えたら外出先は15%表示、戻ったら外付けの液晶ディスプレイ&マウス&キーボードと組み合わせて使うことも出来そうです。
液晶ディスプレイでもう一つ、縦方向に長いディスプレイは縦横比が3:2となっていてパソコンで様々な作業がしやすくなっています。通常の画面縦横比率16:9は動画を観るには良いけれど、いざビジネス用途に使おうと思うといかんせん縦方向が短すぎて(一般的な液晶だと768ピクセル)作業しにくいったらありません。
まとめとしては、全体的になんというか(良い意味で)期待を裏切られた感じがしました。ここまで仕上がっているとは想定外です。今までのいわゆるタブレットとは明らかに一線を画しており、ようやく本気で使えるツールが出たように感じました。
もちろん細かい点を見れば欠点と呼べるものがあるのでしょうが、タブレットの既成概念を変えさせるだけのオーラが感じられます。少なくともビジネスを意識した観点から考えたら、Androidタブレットを買うよりはお金を何処かから融通してでもSurfacePro3手に入れた方が幸せになれるように思いますね。
ネット上ではハイエンドモデルの熱ダレ(本体が熱くなると性能が落ちる)が報告されているようです。このコンパクトな面積に高性能CPUを積むのは無理があるので、買うんだったらCPUにこだわるよりはメモリ、SSDの容量にこだわる方が幸せになれそうな予感がします。
一通り触ってから記念?にとパンフレットを貰って引き上げました。
コピーにあるような「これだけあれば何もいらない。と言い切れる人はどれだけいるんだろうか。ネット/メール/SNSアップロード/ちょこっと写真加工位だったらこのSurfacePro3で完結するのは間違いありません。というかオーバースペックですね。
他機種に比べると少々お高いと感じる人はたくさんいるから、人気は出るでしょうが爆発的には売れないような気がします。
自分がもしこのSurfacePro3を買ってもあくまでもその位置付けはサブマシンとしかなりません、他にじっくり戦えるパソコンを用意することになるでしょう。
と、ざっくり書いてみました。タブレットとパソコンのイイトコ取りした欲張りなこのマシン、半年後の評価が楽しみです。