今日は引越し先のひかり電話&光ファイバー敷設工事があって立ち会いをしてきました。作業完了時のサインはタブレットで行い、完了書類はモバイルプリンターで印刷とスムーズ&スマートな業務フローにうっとり(笑)。1階に設置された無線機器を使って2階でもインターネットが出来る事を確認出来てほっと一息です。これで引越し準備は万端です。
さて今日の本題です。
最近はICT(情報通信技術)を活用して○○する、と言う言葉をよく聞きます。日常的にパソコンやインターネットに接している人が増えてくるにつれ、その特性を活かした活用方法が出てくるのは自然な流れであります。
ちょうど佐賀県ICT教育について詳しいお話が記事になっていたのでじっくり読んでみました。
【佐賀県ICT教育】「高校生全員に5万円のパソコンを導入した理由」佐賀県の池田英雄教育長に聞く
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140714/1136884/
佐賀県で採用されたタブレットのOSはWindows8とのこと。社会に出て働き始めたとき、就職先の企業で用意されているパソコンの大半がWindowsOSであることを考えるとWindowsOSに慣れ親しんでおいた方が良いのは間違いありません。
残念ながら自分はWindows8タブレットを持っていないのでこの先は推測でしか話をできません。誤った考えをしているかもしれませんのでその場合はご容赦を。
個人的にはWindows8低価格タブレットと聞いて連想されるのは、
・遅くてもっさり
・保存容量が少ない
・拡張性に欠ける
あたりが挙げられます。一番の問題は「遅くてもっさり」です。OSやソフトのアップデートを重ねるうちに重くなってしまい、徐々に「待たされる感」が強くなってきます。歴代のWindowsはいずれも同じ傾向があったのでWindows8も同じようになると予想されます。
他には数あるソフトのアップデートの手間(時間がかかるし操作も煩雑、ものによっては有償アップデートの可能性も)とアンチウィルスソフトのコストも気になります。※恐らく3年間分のコストが乗っている状態でこの価格になっているとは思いますけど・・・
あと、もっと気になるのは「iPadは創作しようとすると物足りない部分がある」との言葉です。この創作がどんな内容でどのくらいの出来になるのか、Windowsタブレットだとどんな創作ができるのかとても興味があります。
というのも、iPad(iOS)に標準装備されるようになったiWork(Pages、Numbers、Keynote)はごく日常的な使い方で破綻するようなガッカリさは無いように思うし、officeとの連携もずいぶんこなれてきたように思います。
もちろん突き詰めたらMacに持って行って編集する方が良いに決まっています。ただ、それはWindowsの世界でも同じことで体裁(レイアウト)とかマクロも含めてビシッと決めたいんだったらWindowsパソコンで作業した方が短時間で確実に仕上げられるでしょう。
iLife(iPhoto、iMovie、GarageBandに至っては、もし仮にこれらと同等クラスの創作ソフトがWindowsにあるんだったら教えて欲しい位です。Windowsしか持っていない方に対して、これらと同じレベルで無料で利用できるものがないかといつも探している
のですが、なかなか思うようなソフトは見つかりませんので。
思うに、Windowsは誰もが使い慣れているのに比べるとAndroidやiPad(iOS)はその特性や特徴に合った使い方を個々が習熟するだけの時間が取れないし、ノウハウを教えられる人もごくわずかしかいないので、結果としてWindows以外はよくわからない=使いにくさを感じてしまわれたのではないかと感じるのです。
特にiPad(iOS)は様々な人にご案内しているなかで、実際にお使いになられている方の反応を見ているとWindowsの操作を案内している時にはあまり得られなかったワクワク感を感じておられる方が非常に多いように思います。撮影した写真や動画を使ってムービーを作る=創作する時にそのワクワク感を一番感じます。
とはいえ、配布されたWindowsタブレットを否定するものではありません。今後社会に出ていくにあたり事実上の標準であるWindowsOSの操作を知るのはもはや必須とも言えます。誰もが同じ道具を使うので情報の共有もしやすいのもメリットでしょう。
また、どれか一つの操作(今回で言えばWindowsOS)に習熟すれば、AndroidOSもiOSもMacOSも基本的な部分は一緒なので短期間で覚えられると思います。
ICT教育を学んだ若い世代が、自分が若い頃には叶わかなった日常に当たり前のようにパソコンやスマホがある生活から学んだ知識と経験と柔軟な頭脳を活用して、この閉塞感すら感じてしまう世の中を変えていく原動力となっていくことを願って止みません。