400字詰め以外の原稿用紙で書きたい! そんな時の縦書きエディター VerticalEditor | いさおリンクのインターネット羅針盤

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今日も引越し準備で東久留米にある引越し先に来ています。近くに味噌ラーメンのお店があるので夕食は底で食べようと思ったら店内に待ち列が。長引きそうなので並ぶのを断念してイオンモール東久留米店で食材を調達しました。並ぶからには美味しいんでしょうね。今後空いている時を見計らって入ってみようと思います。

さて今日の本題です。

現在、日本で使われている日本語ワープロソフトの代表格はなんといってもMicrosoftのワードであります。国内メーカーのパソコンを買う場合はほとんどワード、Excel他のオフィス付きで売られているのですっかりお馴染みでしょう。

ニュースでは自治体の経費削減としてオフィス互換ソフトを導入しているところもあるようですけど、ごく少数派です。中には一太郎を使っているところもあるようですね。

このワードですが、自分が記憶している範囲内ではWindows3.1だったかWindows95だったか忘れましたけどWord for Windowsと言う名称でデビューしました。当時は一太郎 for Windows がライバルで、国産ソフトの一太郎は日本人が好んで使う罫線や段落、縦書と言った機能を装備していました。

MS-DOS版一太郎のような軽快さはありませんでしたが、それでも日本人が使い方に合わせる努力はしていました。それに比べてWord for Windowsは良くも悪くも英語版のワープロをそのまま日本語化しただけとしかおもえないような未成熟さで、表や罫線、さらに縦書なんて言ったら使いにくすぎて辟易した事がありました。

それでも黒船襲来を思わせる圧倒的物流パワーで一太郎を圧勝して今に至っています。

Windows版が出てから幾世代もバージョンアップしており、現在使われているWord2013は、えらくきめ細かく設定/編集できるようになっています。

日本人の使い方に合わせた改良も進められて、もはや隙はないくらいの完成度を持っているかと思っていました。少なくとも今日までは。

と、前振りがえらく長くなってしまいました(^_^;)。

今日ある方からWord2007で原稿用紙に文章を書きたいとリクエストがあったのです。通常の原稿用紙で使われる20×20400字ではなくて30文字×25行のような変則的な原稿形式で使いたいとのことでした。

この頃のWordだったら縦書も原稿用紙形式も自在にできるとばかり思い込んでいて、設定を確認しようとした所・・・・

あれ、Wordの原稿用紙形式って20×20、あるいは20×10しか設定が無いのかい?? そんなはずはないと思って設定を探してみましたが見当たりません。

もしからしたらWord2013だったら原稿用紙形式で文字数×行数の編集ができるかも?と思ってParallels+Windows8を起動してWord2013の設定をチェックしたところ・・・ え、Word2013でもダメなのかよ(T_T)。



縦書文化のある日本でこれだけ使われているソフトにも関わらず、原稿用紙の雰囲気をそのまま活かした形での設定変更が出来ないなんて不思議です。

では次善の策として原稿用紙形式のテンプレートがあるかも?と思って探してみました・・・ が、使えそうなのは見当たりません。自分で作るのも大変そうだから困ったなぁ。

で、結局どういう形で解決したかというと「縦書が出来て無料で使えるエディター」を導入することにしました。そのソフトの名称は「VerticalEditor」

http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se276951.html

Vector等で調べた限りではMacでも使える縦書エディターもあるようですが、相談された方はWindows使いなのでWindowsで使えるフリーソフトを選びました。

使いはじめたばかりなので細かい部分がよくわかっていないけどとりあえず原稿用紙の升目を埋めていく形で文章を作ることが出来ました。よし、これだったら問題なく使えそうな感じです。



原稿用紙はまだまだ手書きの世界を言えるのかもしれません。それでも草稿を作るにはカット&ペースト、コピー&ペーストで文章をねりこんでいけるのはパソコンならではのメリットです。

後は日本語特有の体裁を整えるための機能を把握すれば案内できそう。どんな反応を示してくれるのか今から楽しみです(笑)。