今日の東京は午前中から暑くて参りました。あまりの暑さに思わず今年初のエアコンのスイッチON! みるみる汗が引いてきて快適な空間に。あー、涼しいっていいね。文明の利器のありがたさを痛感したひとときでありました。
さて今日の本題です。
ついにDocomoからiPadシリーズが発売されることになりました。今までセルラーモデルを希望されるDocomoユーザーの方にはauかソフトバンクでのご契約を薦めていましたが、これで一番メリットのある形でお勧めできる用になりました。
ドコモ、iPad AirとiPad mini Retinaを6月10日に発売
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0030/id=39171/
2010年に発売されたApple社のタブレットモデル iPadが大人気となってその後のタブレット製品に大きな影響を及ぼしたことは皆さん、よくご存知のことと思います。
この初代iPadの発売直後にお客様が購入されたiPadのセットアップを行う機会がありました。
初代モデルはカメラ無し、LANポート無し、USBコネクター無し、マイクロソフトオフィス使えない、と、何をどう使えばiPadの魅力を引き出せるのか当時の自分はイメージが沸かず、セットアップをしながらアップル製品好きの人のコレクターズアイテムなのかな?なんて思う位、自分にはピンと来ない端末でありました。
これだったらノートパソコンの方が色々なことが出来て既存資産の継承も楽、iOS端末だったらiPod Touchで十分じゃないのかななんて思っていたものです。
時が過ぎ、会社を退職して個人事情主となってIT関連の仕事をしていくと徐々にではありますが同業のライバルと戦っていくためには様々な武器が必要とわかってきました。※と言っても火器・銃器などの危ないものではアリマセン(^_^;)、強いて言うなら電脳武器とでも言えばよいのでしょうか。
必要と思われる様々なもの・・・ Windowsパソコン、Android/iOSのスマホ、無線Wi-Fiルーター、Macなどの武器を揃えていく過程で初めてiPadを購入したのは 第2世代のiPadでありました。
このiPad 2、ディスプレイの解像度が1024×768と粗いのは仕方ないにしても、カメラの性能がとんでもなくショボくてWikipediaを確認したら、静止画で”70万画素”と1995年に発売された世界初のデジカメ カシオQV-10の25万画素よりは優れているものの、とても人に見せて感動してもらえる品質ではありません。
※余談ですが、このカシオQV-10を当時勤めていた会社の人が持っていて、借りて撮影したらあまりの簡単さと(当時としては)鮮明な画像に驚愕したものです。何と言っても撮ったものがすぐ見える、撮影→現像の手間が要らないんですから簡単さの次元が違います。撮影した画像は初めて作ったホームページに使ったりもしましたね。
話を戻します。カメラにはほんとがっかりしましたが逆に言えば、iPad 2のカメラ以外の性能・能力には非常に満足しておりプレゼンツール・コミュニケーションツールとしての可能性を十分に感じされてくれました。
例えば今、撮影した画像がすぐに見せるのは当然として9.7インチ型の比較的大きな画面で映し出す映像は迫力と臨場感をも伝えることが出来ました。その度合は写真よりも動画の方がはるかに強力で、先ほど撮影したシーンが動画で再生されると視聴している人の表情が驚きへと変わっていく様子は見ていて飽きません(笑)。
iPad 2を購入して間もなく、カメラ性能が大幅にアップしたiPad 3 (新しいiPad)が発売されました。1080Pでの動画撮影はフルハイビジョンのデジタルビデオでも鮮明に映り、静止画は500万画素となってこれまた鮮明に見たままを写し撮ります。これはもう買うしかない!
iPad 3のもう一つの魅力はRetinaディスプレイ。今までと次元が違う高精細画面は明らかに新時代を予感させてくれました。ハードウェア、ソフトウェア共にとても良く出来た端末でありました。
そうこうしているうちにあっという間に次のiPad 4が発売、目につく変更点はLightning端子位の違いでしかなく、いくら何でも世代交代が早過ぎるんじゃないかいと思いつつも・・・ つい買ってしまいました(^_^;)。
iPad 4の完成度の高さに、もうこれ以上何も変える必要がないのでは、と思っていたら出てしまいましたよ、軽くて小さくて薄いiPad Airが。実機を触ってこの薄さと軽さを一度でも味わったらもう買うしかない!となってしまいます。
欲を言えばカメラの性能がもうワンランク上になって、せめてiPhone4S並の性能をもつカメラが装着してくれていたら言うことなかったんですけどね。ソフトウェア(アプリ)もますます充実してきてうれしい限りです。
と言う訳で、今はiPad AirとiPad Mini Retinaを持ち歩いております。もちろんプレゼンツール、操作説明ツールとして大活躍してます。
ちなみに自分が購入した歴代のiPad/iPad MiniはすべてWi-Fiモデルでした。理由はスマホのテザリングで十分だから。月額数千円を支払ってまで単独でネット環境を構築できるセルラーモデルが必要な理由が見いだせませんでした。
それでも最近になって、MVNOのサービスの充実ぶりを知ってから一気にセルラーモデルにも注目するようになりました。とはいえ、欲しいのはキャリアの用意するセルラーモデルではなくてSIMフリーモデルのiPad/iPad Miniです。Wi-Fiモデルは一括払いしか選択肢がないのが最大のデメリットですが、一括でしか買えないのであればもう少しお金を払ってSIMありでも無しでも運用できるSIMフリーモデルの方が柔軟に使えます。
ただ、SIMフリーモデルの最大のデメリットは正規品がないこと。今までは正規販売はSIMロックタイプのみでSIMフリーはAppleでも売ってくれないしauでもソフトバンクでも売ってくれませんでした。
その点、今回のDocomoで売られるiPad/iPad Miniは恐らくMVNOのSIMも使えるでしょうからSIMフリーモデルとして運用できそうな気がします。ただ、最初からDocomoSIMなしで契約できるとは思えませんが・・・
まあでもSIMフリーはiPhoneで実績があるから、いつになるかは別としていつかは正規でSIMフリーモデルが売られるはず。
次期iPad/iPad Miniの発売がSIMフリーモデル解禁のタイミングになってくれることを切に望みます。