さて今日の本題です。
ネットをチェックしていたら気になる記事が。
変更警告も無視、しぶとく使われるパスワード
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303295604579578961518907566
パスワードの重要性は誰もが理解しているものの、実際には複数のパスワードを使い分けるのは難しいです。ましてや今はクラウド全盛でそれぞれのサービスにログインID(パスワード)とパスワードのペアが要求されます。
例えばgoogle、Yahoo、amazon、facebook、twitterこれだけでも5つのパスワードが必要になります。それぞれ違うパスワードにするのが理想とわかっていてもそれぞれ違うパスワードにして覚えるのはかなり大変。実際にはもっとたくさんのサービスを利用している方も多いので、結局管理しきれない(・・;) となってしまいます。
パスワードで一番厄介なのはパスワードを忘れた時。登録したメールアドレスが使えなくなったりするとパスワード再設定はかなり厄介です。特にスマホを購入された方はAndroidにしてもiOSにしてもショップが誘導するままになんとなく決めてしまっていざ必要となったら”何だったっけ?”となるパターンが非常に多いです。
さすがに自分は仕事で複数の方の情報を扱うことがあるし、お客様から問い合わせも多いので複数のパスワードを管理する必要が出てきます。
そこで今はMac用の1Passwordというパスワード管理ソフトを使っています。
でもこんな感じでパスワードを管理ソフトを使っている人は、自分が見聞きした範囲内ではごくごく少数派であります。大事とわかっていてもソフトにお金を払うのはモッタイナイと思われていたり、パスワード管理ソフトから逆に情報が流出してしまうという危機感から、なかなかパスワード管理ソフトの価値を感じていただけません。
中にはフリーソフトでは安心出来ないと感じられている方もいるでしょう。安心を買うなら有償ソフト。そして使っている人の評価を確認できるソフトだったら信用して導入された方が良いのは間違いありません。もちろんフリーソフトでも評価がしっかりしていれば安心感は高いです。
ちなみにMacでは以下の様なソフトが登録されています。他、純正のiCloud キーチェーンもありますね。
もちろん、WindowsやiOS、Androidようにも様々なソフト/アプリがありますので、それぞれ特徴と費用対効果を勘案しながら利用されてみてはいかがでしょうか。
と、つらつら書いてきましたが理想はパスワードがなくてもそれぞれのサービスにログインできること。今はこんなことを書いても鼻で笑われるだけですが、いつか各人の脳波検知ログインみたいな形で実用化される日が来るかもしれません。というよりも来て欲しい!