盆とか正月とかは意図しない不定期的なイベントばかりなので毎日同じように過ごしたい人間には負荷が大きすぎる。
いつものように行きつけの店に出かけてもイベントが開催されて普段来ない量の人がやってきたり、
いつものレストランがいつもより混んでいて座る隙間がギリギリとかになると、
盆とか正月とかは早く速く終わらないかななどと思うのである。
毎年同じ事を言うがそういうものである。
別に毎年ズレもなく同じ事をしなければならないほど柔軟性が欠けている訳でもないが、
あまり普段やっていることからかけ離れたことをすると楽しみよりも不安が勝ってくる。
遠くかけ離れた場所に行けば恥なんてまだ忘れ去られるからいいが、
普段起きないことが起きて、地元で何かをしでかせばどんどん肩身が狭くなってしまう。
外出なんてそんなにするものでもないが、その少ない機会に突発的なイベントが挟まると、
じゃあやってやろうか、ではなくいかに人と会わないように、会話を減らして乗り切ることができないかと考えてしまう。
一回メンタルをガタガタにしてしまうと人の集まりが急に怖くなる時もあるのです。
人と会うことがとにかく不安、恐怖という思考回路に陥ったときに、人間関係をリセットできないかななどと考えてしまうのである。
体調がいいときはそれでも何とか乗り切ることができたり、気合で何とかすることもできるが、
風邪をひくとか体調不良の時に突発的なイベントを挟まれると生きている気がしない。
人の多いイベントにたまたま行って何とか乗り切った後ほど、身体の具合も悪くなりやすい。
人と会えば具合が悪くなる訳でもないが、意図しない人との出会いは極力避けたい。
盆とかそういう選択肢を選ばせてくれるものではない。最悪自室にひきこもって何とかするしかない。
一人暮らしをしてたら確実に家には限られた人以外に誰も入れない。
誠に遺憾である。