基本的に手づかみで食べなければいけないものは食べない。手が汚れるからである。
端的に言えば手羽先とかフルーツ類とか、あとはハンバーガーとか、カラメルソースや生クリームがべったりした洋菓子とか。
手がベタベタになるとテンションが下がって食事が終わった気がするので、
意識的にも無意識的にも手が汚れるようなものは自分の食事メニューからよけて生活した結果、外で出されると身構えるようになってしまった。
まずは手を拭けるもの、出来ればウエットティッシュが手元にないか。
普通のティッシュでは何かベタベタが残るので、他に拭くものがなければ使う。使わざるを得ない。
箸、フォーク、スプーン、その他食器がなければ食べられない物はやむを得ず食べる感覚である。手は最終兵器扱いである。
と言うと手づかみで食べる生活圏の人にとても怒られそうな気がするが、
別に食事の時以外でも手が汚れることに我慢ならない性格なので、
何でこんな奴が家庭菜園に本気を出して時々虫を手づかみで処分しに行くのかと思うときがある。
昔など潔癖症でほぼ何も触れない状態になって落ち着かず頻繁に手を洗いにいかないととても落ち着かないような時期があったので、
今なんてスマホみたいな雑菌の塊をベタベタ触ってるなんてその時の自分に話しても信用してもらえないだろう。
それの後遺症というか、影響が今でも残るというか影を残しているというか、大体の物は触れるようになったがベタベタするものは今でも抵抗がある。
ベタベタしてもすぐに洗える所、台所とか風呂とかで触るならばそんなに気にしないが、
ベタベタした途端に一回一回食卓を離れて手を洗いに行くなんて、マナー違反と言われなくてもなんとなくばつが悪い。
本当にベタベタするものは食べないし買わないし育てもしない。誰だ水分に余計なものをつけたのは。
誠に遺憾である。