家がばれれば引っ越ししたくなる気分 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

私は基本自分の家には人を近づけたくない性分なので、というのは少し前に書いたと思うが、

何回書き直しても「勝手に人の家に近寄るな」という結論にしかならない。

どんなお客様でもウェルカムというのは「お客様は神様です」という言葉を徹底的に読み違えた末の末路である。

「お前なんて誰も歓迎してないから!お前の席ないから!」とは突然来るような奴が現れれば言える物なら言ってしまいたい。

家を探られたり急に来るなど無礼をしたならもう大谷翔平選手の豪邸のように即引っ越せるものなら引っ越してしまいたいと思う。

住所なんて最も繊細で重要なものを知られたままでろくな事になるとはとても思えない。

しかし簡単に引っ越すなんてお金があるから出来ることで、庶民なんて持ち家を頻繁に変えるわけにもいかない。

簡単に家を売れるわけでもないし買えるわけでもないし、借りるのも一苦労だし、なんなら引っ越すだけでも準備やお金がかかる。

おまけに障害もおつけします、なんて言われたらもう逆に身動きがとれない。アパートはその内貸してもらえなくなるだろう。

緊急避難出来る家なんて用意できればいいがそんな簡単に出来るとも思わない。

そうなればもう精神病院が借り上げている建物に申し込んで入居したり、アパートごと借り上げている所に紛れ込まなければいけない。

そうしなければもう年齢に加えて孤独死のリスクや障害者という理由で却下されたり連帯保証人も確保できないからである。

どこも断られるならもうホームレスになる以外に何になればいいんですか。なお住所がなくなれば福祉サービスは受けられないので即死である。

心に障害を負った人が孤独になるまではいいが孤独でいれば何も起きないのに、もし勝手に追いかけてくる人がいれば何も落ち着けない。

それで追っかけて来た人と問題を起こしたくないから引っ越しを視野に入れるが、引っ越せる場所がなければ何もかも放置されて深刻化する。

そうなったらもう精神病院の中の方が落ち着くのではないか、まであり得るから困る。

誠に遺憾である。