発達障害だから極端に走り、必ずしも暑さや寒さに弱いとは限らないが、夏はどこにいても一番先に暑いというのが自分である。
この家で「あつい」と口にしてはならないと言われても真っ先に口にする自信がある。
夏にエアコンがなければ死にかけるような気分で一日過ごさねばならないだろう。
無かったころは家にいてもムダなので車に乗ってエアコンの効いてそうなスーパーとか大きな店を狙って日帰りの旅に出たものである。
家にいたら熱中症か自律神経失調症で倒れかねないので。
当然車の中はエアコン全開である。何度とか強弱をつける設定などしない。常に「冷房をフルパワー」しか考えていない。
逆に言えばエアコンさえあれば必然的に家から出てこないということである。
出る理由があるとすれば凄まじくエアコンがかかる場所に行くか電気代の節約だろう。
しかしエアコンをつけなければ毎日死ぬ思いをする奴がエアコンの節約なんて考えると思いますか。
むしろエアコンを全力でかけるために電気代以外のものを節約するだろう。
節約するからといって生活に必要なものを削る馬鹿がいるかよ、と思います。
生活全般に節約をかけるなら生きていても意味も仕方もあるまい。必要なものがあるからこそ節約をするのである。
生きていけなければもう生活保護でも何でもするしかないわけでもないのに、ガチガチに節約するのであれば、
節約のために節約をしているようなものであって、生き様のようなものである、が、そんなこと考えて生きたくはない。
暑いと死ぬときに暑さを避けるようなことをしないで、一体何を避けるというのか。
削るなら社交費を削るわ、と言いたい所だが、もうバリバリに削って削りすぎたので、実際もう削ることがない。
飲み会にも行かなければ、人と遊びにも何かの集まりにも行かない、人の関係がないので冠婚葬祭の出費もゼロ、
手紙や年賀状、お歳暮や何かしらのプレゼントなども一切やらない、行くのは気が向いた演奏会だけ、
ここまで削ればエアコンはガンガンかけられるだろう。もうエアコンがないから他の場所に行かないと言ってもまるで違和感がない。
こんな時期に外でバーベキューをする人の気持ちが分かることは永遠にないだろうと思う。
何故「あつい」と強制的に言わされるような場所にいなければならないのか。
誠に遺憾である。