最近iPhoneの変換が個人的にとても心許ない | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

今年になってから、何かiPhoneの漢字変換が使いにくいと感じるようになった。具体的に言えば変換候補がとても違和感あふれる事になっている。

昨年までそんなことは思わなかったのだが。

来てもらいたくない候補ばかり頭の方に出て来て、本当に書きたいことを書くのにとにかく時間と手間がかかる。

仕方ないのでATOK(私はパソコンでは断固として一太郎派である)をiPhoneにインストールした。

作業所ではさすがに贅沢は言ってられませんのでGoogle日本語入力を使っていますが。

もう数十年、毎度おなじみATOKの方に馴染みきってしまっているので、

意地でもWordは使わないつもりである。なお作業所では使わされるので誠に遺憾である。やっぱり日本語は日本の会社でないと(独断と偏見)

少数派とか気にしない。気にしたら負けである。未だにWordは書いた通りに印刷されないイメージがあるので、何か使う気になれない。

文章を書くだけならメモ帳機能でも使えばなんとかなるし実際便利だったりするのだが、ちゃんとレイアウトを考慮しなければならなくなったら、

どうしても一太郎でなければ未だに個人的に納得のいくようにはなれない。

何というか、学生の頃のイメージを引っ張りすぎだろうとは自分でも思うが、実際使いにくいのだからどうしようもない。

そして今年になってからiPhoneの変換が同じように自分の納得のいくようにはならなくなってしまったのである。

以前からそうなっていたのなら多分気がついているくらいには違っているので、iOSがアップデートしたあたりで何かあったに違いない(独断と偏見)

何か変な薬でも飲んだのだろうか。やっぱりAppleはスティーブジョブズがいないと駄目ですね。

この間の色んな物を潰して新しいiPadが産まれる広告が悪い意味で問題になり、終いにはAppleが謝罪する事態になったが、

私は音楽を専攻してきたので、メトロノームや楽器とか表現活動に必要なものを潰されたら、誠に遺憾であるとしか思わない。

ギターを実際に弾くことをしないで曲を作ることは出来るが、実際にライブで実物を演奏するのは人間の仕事である。

演奏という概念がなくなれば楽器も無用だが、まだ実物を扱う技術は求められている。特にクラシック音楽においては。

手先の技術を全部AIとか精密機器で何とかしてくれるなら演奏家も絶滅してしまうのだろうが、まだそこまでは行ってないだろうと思う。

画像生成AIのお出しする絵が時々心の狂気に触れてくるように。

それっぽい絵はお出しされるが、今現在の画像生成AIというのは、立体とか遠近法とか奥行きとか人体という三次元の概念を学習している状態ではない、

まだ絵を、構図とかの情報ではなく、何処にどの色が配置されているかを表面的に二次元的に勤勉に学習している状態に見えるわけである。

学習する画像が膨大な量だからあれこれ見繕って一枚の画像にして出力するが、学習枚数でカバーして何とか欠点を補っていると考えるわけである。

そして手脚の長さが揃わなかったり、妙に胴体が長すぎたり短すぎたり身体のパーツが融合したりラジバンダリ、という名状しがたい絵が生み出される。

人物だけマシに描けたとしても、人の後ろの背景とかもっと怪しいものになる。ぱっと見問題がないがよくよく見ると実におかしい。

描画という概念、構造が機械に模倣できなければ人間がやるしかない。同様に演奏も完璧に模倣されなければ人間がやるしかない。

文章を書くのにもChatGPTとかをお出しされるようにはなったが、そいつが気持ちのいい文章をお出しするとは限らない。

細かなところまで意向を反映させるならば、どうあがいても自力で一字一字丁寧に書くしかない。

その課程の漢字変換がうまくいかないのであれば使いやすいソフトに乗り換えるしかない。

もうちょっと文脈を読んで空気を読んで変換を何とかしてくださいと願いながら文を書き殴る。

なお私は文章は読めますが空気が読めません。誠に遺憾である。