神様がいるならこう、誰かが困難な問題を抱えて、「こんなんやってられっか!」と叫び始めたときに降りてくる、
俗に言う「デクスエクス・マキナ」のようなご都合主義の強制的解決装置を文字通り上から落としてこなければ障害など不可逆なダメージは救われない。
何でこうなったかは知らないけれどこうなっているのは間違いないので、
何か降臨して「終わり」と叫んで終わるのであればそうなって欲しいものである。
世の中では人の金を使い込んで解雇された通訳が話題になっているけれども、
お金ではないけれども何かに救いを求める気分になるときは、特に不具合が多い時にはよくあることです。
ただ重度になるとそれこそ強制隔離とか、病院に入院して専門の療法を受けねばならなくなったり、
軽度ならまだ取り返しがつくけれども、時間的かつ金額的に取り返しのつかない程使い込んだとなれば重度だろう、
もう自力、意識的になんとかする、程度ではもうどうにもならない場所に到達しているのではないか、と思う。つまり病気レベルである。
菊池寛のように「ギャンブルはどうしても手をつけてはいけない金に手をつけてからが本番(要約)」とか言い始めたら末期である。
パチンコで台を叩きつけたり喚き始めるのと同様にヤバいと私は考えます。
アルコールとかニコチンとか何かの薬物とか基本的に人間は依存症に陥る物事に取り囲まれて「お前は完全に包囲されている」中で生きていますが、
人と会社と社会と法律と自分の健康に迷惑をかけない範囲であれば嗜みであり、笑い話で済まされる。
それが誰かの金を盗る、それをやってないと落ち着かない、やめると禁断症状が出る、
となれば然るべき場所に行かなければいけないと思う。久里浜医療センターみたいな。
私のようなゲーマーとしてはシヴィライゼーションという代物がある限り依存症に取り囲まれて生きている自覚は常に持っていなければならない。
誠に遺憾である。