別に言われなくても私は独特の世界観をお持ちだしなんなら独特でしかない。
少し独特の世界観で収まるのであれば障害者認定なんてされないだろう。
されたという事は独特の世界観(発達障害)を確実にお持ちして皆様にお届けしているわけである。
空気が読めない上にこだわりが強く、気分屋で芸術家のテンプレみたいな行動をする。
それを何かで止められればいいのだが、特に統合失調症やADHDのように症状を抑えたり引っ込めたりする薬もないわけだから、
大抵独特の世界観はそのまま雑に切り出されて皆様の前にお出しされる。
服薬は全くサボっていないが、効く薬がなければいくら規則正しく薬を服用する生活を続けても症状自体がよくなるわけではない。
言ってしまえば周りの人々、環境が薬であり服薬であるという事になるかもしれない。
ちゃんと自分の症状に対応した好ましい環境を自分に与え続ければそこまで症状は悪化しない。
問題は周囲の環境が自分に適したものでなければ、いつでもどこでも遠慮なく症状が悪化するという事である。
自分の話になってしまうが、悪い環境というのは、例えば騒がしい話し声、メンタル的にエグい話題、
あるいは芸能界のスキャンダルや誰がくっついたとか離れたとかいう話、
あとは事あるごとに構ってくるお節介な人間、苦手なジャンルの音楽、いつ話を振られるかわからない会合など、
こちらに干渉される物事のある、静かでない環境を整えたら何もしないでも勝手に調子は悪くなる。
音がなくて、話も振られず、発言する必要がなく、電話も何も緊急的な通知以外の連絡がつかない状態、それだけで良いのだが、
スマホの電源を消しとくと「お前既読にくらいしとけ」とか「連絡がつかない」とか「返事が来ない」とか色々言われるので、
面倒だから、人間関係ごとなかったことにしませんか、と調子の悪い時などは特に思う。
暴走をしかねない環境を与えておいて逃げる場所も冷静に出来る処置も何もなければ、独特の世界観をそのままお出しして周囲を困惑させるしかない。
えぇ…(ドン引き)で静かにさせるのは最悪の手段だと思っているが、いつまでも色々な意味でうるさい場所に置かれると、
この際強制的に隔離していただけませんか、と常に頭の中をよぎることになる。
公共の場所には最近カームダウンルームとか、何もない一人で落ち着くまで籠れる部屋が置かれるようになった。
これは環境が精神に影響する全ての人間にとって好ましい出来事である。誰か迷惑系の人が勝手に部屋に突っ込んだりさえしなければ。
人間に疲れ果てた人間は落ち着いた場所で過ごす事を考えながら生きているのです。
人間なのに人間の声が嫌いになるとか、独特の世界観以外の何物であろうか。誠に遺憾である。