逮捕された時の供述とは、何処からが論理の範疇で何処からが狂気の範疇にされるのか思い悩む今日この頃。
コンビニ強盗でも「生活するための金が欲しかった」とか「金がないのでやむなく」などと強盗犯は供述するが、
この供述が一切公表されない場合精神疾患か何かに配慮して、という結果になるだろう。
動機が怨恨でも「長年にわたりトラブルがあった」とか「隣人トラブルがあり」とか、供述のついでに言われるから、
昔で言えば「天からのメッセージやお告げがあった」とか「悪魔がそうささやいた」とか意味不明な供述を繰り返し、とか言っていたものが、
今では一切触れることなく「支離滅裂」の一言で終わらせようとしている。
精神疾患があっても、名前を書きたくもない放火犯とかは裁判の始終を報道して責任能力とは何か、という事の問題を提起していたが、
そうでもない突発的な事件は容疑者(犯人)の名前すら明らかにならない。年齢と住所と仕事が雑に書かれるだけである。
もし書かれたとしても後でこっそりと、何もなかったかのように雑に、小さく公表されることだろう。
たとえ人が死んだとしても。
さて、そういう精神疾患の話になると、私のような発達障害に属する者は犯罪を起こした場合一体どのような扱いを受けることになるだろうか。
供述は書かれるのか。名前(個人情報)は出されるのか。診断名とかは明らかにされるのか。
理路整然と意味不明な供述をした場合ちゃんと要約されて公表されるのか。
そもそもちゃんと「自閉症スペクトラム」とハッキリと書かれるのか。
それとも「精神病院への通院歴がある」とか極めてぼんやりと書かれて終わるのか。
なんか昔の事件で事あるごとに発達障害と書かれて先入観を持たれたから、多少控えめにはなっているのかもしれないが、
最近あまり聞かない気もするのは、所謂人権的な団体にでも何か言われたのか。
供述とかも書かないからあとはお察し下さいという事なのだろうか。
ちゃんと自分の思想信念に基づき確信犯的に、真面目に何かに異議をとなえようとして何かやらかしても一切が隠されたり公表されなければ、
何の為に生まれて何の為に生きるのか、何のためにわざわざ罪を犯すのかもわからない(意味不明)
誠に遺憾である。