私は精神に深い傷があったからといって、自傷行為とか過食とか絶食に至る心理が理解できない。
世間からは逃避しまくってるけどな。
むしろ注射の針の先とか刃先とか流血とか傷跡を見て迷走神経反射を起こして倒れるまでがパターンです。
そんな奴は自称自傷行為をしてもやる前に倒れるかやった瞬間に発作的にグサリと行って斃れてしまうだろう。
まあそこから先は本当に不毛な話になるのでやめる。
私が逃げなければならないのは執拗な人間関係であり、距離感の近い人だったりフレンドリーな人だったりする。
自分の空間と時間を保っておきたい人間には、自分以外の人間が邪魔者扱いになる。
部屋から出ていけ、と言うまでもなく鍵をかけて物理的に入れないようにするだろう。
逆に言えば人間関係から逃げ切れば精神状態は案外気楽である。
調子のいい日は外にも出るだろうし、何かイベントがあるならそれもこなす。
自宅の自室が聖域、禁制の地、部外者禁忌な扱いなだけである。
他の人が友人を部屋に入れて何を思うかは私には分からないが、私は落ち着かない。自分の喉元に刃を突き立てられて脅される気分になる。
それくらいの聖域扱いなので、自室にいればとりあえず安心、休める、眠れる、
逆に言うと人のいる場所、フードコートなどの公の休憩所があっても休んだ気にならない。人がいるし視線が飛んでくるからである。
そういう人間の臭い、放つオーラ、視線や動線、人気というあらゆるものから逃げられなければ私は全く平和ではない。
仕事場は仕事場として扱うから完全に別物扱いであるが、自室は自室として不動の地位を保っておかねばならない。
安全地帯とは嫌いなものを徹底的に拒否して、好きな物に完全に包囲されて無駄な抵抗も必要ない部屋のことである。
そういうパーソナルスペースがなければこだわりの強い発達障害者は精神的に危機に晒されているようなものだと思う。
牢獄ほどではないが、他人が自室に全く入る価値がないくらいの扱いでなければ困る。
外界からの刺激もついでに遮断する。会話や機械音がうるさいとか、変な臭いがするとか、ヤバいものが見える、とかも避けねばならない。
完全に引きこもりだとは思うが、そうでもしないと私の精神的安全と安定は来ない。
誠に遺憾である。