テレビを普段から見ない奴が年末だからといって急にテレビの前に座るとかすると思いますか。
常同行動というのは、毎日が同じルートを通らなければならず、ルーチンワークである程ありがたい、
というほど朝から晩まで大体おんなじ毎日、それでまあまあそれなりOK、
逆に特別なこと、何かの祭や儀式(月日の決まったイベント等)では時折パニックを起こしたり、何もする事が見つからずボーッとしている、
極端になると本当に同じ事を毎日死ぬまでやりかねない行動パターンのことである。
毎日同じレールの上を進むことに何ら違和感を感じないし、むしろ非日常が違和感の塊であるから、触りたくもないし巻き込まれたくもない、
などと言いながら毎日ずっと自分の中でパターン化された何かを繰り返す。
従ってテレビで特定の番組を見るような人はその時間はテレビから動かなくなり、私のようなテレビ嫌いは何があってもテレビには近寄りません。
私の趣味は音楽ですが、別にポップスは守備範囲でもないのでテレビの歌番組は平気でスルーします。
クラシックとメタルを映しもしない音楽番組に存在する価値はあるのか。当然紅白とか出演者を一瞥して誰?というのは恒例です。
もう今年はXとかBUCK-TICKとかthee michelle gun elephantとか色々ありすぎてもう音楽のメンタル的には憂鬱の域である。
K-POPというかEDMという奴には微塵も興味がないので聞かされることは拷問に等しい。
あと数だけそろえたアイドルとか男女ともに全スルーしているので教養的には仕入れておくが本当に不要な情報である。
旧ジャニーズ(今はもうバラバラになりすぎて把握できない)とか坂道系(人数が多すぎて把握できない)とか、
最早見ようとしなければ本当に見ない物になって久しい。
芸能人のひな壇番組とかもただ並んでトークすることに何の意味があるのかと思っているから見ること自体が無駄だと思っている。
そして外から帰った後は自室に籠もってクラシックを聴き倒したり(最近はショーソンとかニールセンとか)
今年亡くなったアーティストの音源を探して聴き漁るだけで軽く一日は潰れる。
今年はピンポイントで聞き慣れている、自分もカラオケのレパートリーにしている歌手やバンドメンバーが立て続けに亡くなり、
錣山親方まで亡くなったのでテンションは最悪である。元気があれば何が出来るんでしょうかね。
ド田舎に住んでいるので東京の売れ線とか聞かされても一体どうすればいいのか。
テレビには見るものがない、ではなくて自分にとって見る価値のある番組がない。見るとしてもスポーツ程度である。
それも試合が終わればテレビはすぐに消す。前座とか前置きとか試合後のだらだらした話とか要らない。
有馬記念はドウデュースが勝ちましたが勝ちきれないシャフリヤールは一体どうしたらよいのでしょう。
年末特番なんてルーチンで見る番組を全部潰してくれるので、もし自分がテレビを見る側の人間なら嫌悪感を露わにしていたことでしょう。
「何だよニュースすらやらないのかよ、浮かれ気分でいても今日の出来事ぐらいはちゃんと放送してくれ」と。
誠に遺憾である。