吹雪は死の舞踏 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

今朝も例の如く吹雪に見舞われている。

正直何で吹雪の真っ只中を走っていかなければならないのかと子供の頃から思っていた。

家や学校まで行けば安全だが、送迎もないのに途中でこけたり滑ったり何かの弾みで滑った車に轢かれたらどうするのか、と。

大人になっても大した変わりはない。吹雪のせいで車線が狭くなり、対向車線という存在が失われて、譲り合いをして何とか道を通る時、

この人達が在宅ワークになればもう少し道の混み具合も減るのではないですか、などとコロナの真っ只中には思ったものである。

そもそも譲り合うほど道幅が狭くならなくても、何かの弾みで滑ったりぶつかったりしてもいけないから交通速度が著しく落ちる。

当然通勤も遅れを見越した上で早めに家を出なければならない。少し遅れれば行列の中を焦りながらじっと待っていたり、

予め勤務先に「道路が詰まっているので遅れます」と連絡しなければならない。

そこまでしてデスクに辿り着かねばならないのか。降雪地帯こそ在宅ワークをコロナが5類になっても継続して取り組まねばならないのではないか。

なお電車は一時間に一二台くればいい方なので最初から選択肢には入りません。

ついでにはしゃいだ運転手が高速で余計に滑ってぶつけるので、高速に行ったから安全になるわけでもない。

むしろ事故がなくても吹雪で優先的に通行止めになる。走れても制限速度が50キロになったりする。高速道路の「高速」とは一体何であろうか。

そんな中を昔は午前六時とかに勤務先を目掛けて走っていたわけである。

誠に遺憾である。