この間はドイツに勝ったと大騒ぎして、今日はコスタリカに負けたと大騒ぎする。
ワールドカップとはどうしても慣れないものである。
そもそもサッカーの試合の都合上90分以上はテレビか何かにかじりついていないといけないわけで、
何か片手間にしたいよね、という人間にはとっても不適当な娯楽である。スポーツ観戦というのは。
一試合相撲ぐらいに早く終わらないものなの、と思うわけである(意味不明)
何かにつけじっとしていられないのは何処かにADHDの気配でもあるのかもしれないし、
サッカーのルールとか大まかには知っていても細かなルールとか変更があったのかも知らない。
野球なんてルールを小学生の頃に覚えても9回までじっと座っているのは苦痛である。
そういう自分も昔は何かに引きずられるように卓球の大会に出たこともあるが、
大体一回戦でストレートで負けて帰ってくるのでそんなに長くならない。
そして試合による疲労で他人の試合なんて見ていられない。
とにかく自分のルーチンは終わったので早く家に帰りたい。帰ってシャワーでも浴びたい。
卓球でそこまでが限度の人間がそれ以上の時間耐えられるかと言えば甚だ疑問である。
年を取ってなんだかせっかちになったのかもしれないが、とにかく時間のかかることは早く終わらせたい。
病院とか変に待っている人数が多くなって診療時間が引き延ばされるとか、
子供とかが騒がしかったり、高齢者が看護師を捕まえて何か偏った話題を延々と繰り返しているときとか、
それ待合室ですることなのですか、とか思いたくなる。
そんなときにワイドショーでスポーツの話でもされたら聞きたくもない話のダブルアタックで、
精神が何となく死にかねない。とにかく物事は可能な限り速やかに終わるのがいいよねと思って過ごしている。
そういうものである。