2021/09/14の夢 | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

高校の美術の授業で味気ない絵を描いて、自分でも面白くないので途中から適当に描いていた。

それももうすぐ出来上がり、というところまで来たので、

多分次にやるであろう粘土の彫像制作に取り掛かる事にした。

自分が思ったより早く絵の方が終わったので、廊下に出て何かしてやろうか、と着想を練った。

何か閃いて教室に戻り、空いている時間のうちに少し直方体を粘土で作り始めた。


ところでこの美術の先生が話も面白くなく、勝手に機嫌が悪くなったりするので生徒の評判も良くなかった。

ずっと前の授業後でクラスメイトで話をして一泡ふかす方向で纏まったが、一旦自分の作業に集中して、

とにかく粘土でビルを作るのに集中していた。

放課後にもちょっと作品の制作を急いだ。直方体を削って高層ビルらしき物にするため、

細かく削ったり、ビルに見えるようディテールを突き詰めていった。


そんなこんなでしばらく経ったある日、皆が粘土の彫像を作っていると、

急に教師が自分に難癖をつけ始め、あれこれ小言を言った挙げ句粘土で作ったビルに注文を出し、

「こんな勝手なことをやるからダメなんだ、もっと言うことを聞かないと」などと言われ、

ますます説教がヒートアップしてきたので、周りの生徒も教師と自分を見始めた。

そして「誰の作品を見てやろうと思った」と作ったビルを破壊しながら言ったので、

「それはもう、先生の作品をモチーフにして作りました」と言った。

すると今まで不機嫌になっていた教師が怒るどころか急に顔色が変わって、

「それは申し訳ない」とか言われて、ハイテンションになり、

説教ではなく自分の美術論を始めて延々と話して、授業はストップし、

そのあまりのハイテンションに生徒の殆どが呆気に取られて茫然とするようになったが、

教師は相変わらず自分の作品を取り上げて何が素晴らしいのかをノンストップで語り始めた。

ついでに私の作品から引っこ抜いた粘土のビルを例にして、褒め倒し、

創作がいかに素晴らしいかをずっと喋り倒しているせいで、作品を作ることが全くできなくなり、

前に一泡ふかす、と話し合った仲間達と顔を見合わせて「お前やりすぎちゃう」とか、

「君たち(先生と自分)頭大丈夫」とか言われたので、ちょっと頑張りすぎた、と思いました。