ゲテモノ食いがある意味自分の趣味でして。
スーパーに置いてある訳の分からないもの(ただし半額)を仕入れたり、
輸入食料品店の訳の分からない食べ物を買って勝手に帰るのは、
最早日課のようである。
で、外国に行こうと根本的な行動原理は変えようがなく、
この前に行った台湾の夜市の訳の分からない屋台にゆらりゆらりと心を震わされ、
雑踏の中を漂うアンモニア臭にもめげず、
臭豆腐(フライド)を食べてまいりました。〆て50台湾ドル(大体200円)也。

その辺は中華料理漫画を読み漁って仕入れた知識が活用されている。
臭豆腐をそのまま食べれば臭いはきついが、
揚げれば大したことはなくなるんだぜ!と言っていたのを信用したら、
割と本気で大丈夫だった。
目の前で臭豆腐の汁物を食べていた人は鼻とか胸とかをおさえていましたが。
大丈夫だったんだろうか。
というか10分も臭豆腐の臭いをかいでいたら鼻がまひして案外どうでもよくなる。
口に入れても臭いが充満することはない。ゼロではないですが。
歯ざわりはさくっとしていて、豆腐を揚げたような感じ、まあそのまんまな表現なんですが、
そこに若干のアンモニア臭が加味されていると。発酵食品ですから仕方ないね。
で、それを上の醤につけて食べると。意外と中は豆腐の感覚が残っているので、
ガリっとなるような感じではないです。
尤も腹が一杯の時に臭豆腐の臭いはきついんですが。
この前の日に九份まで行って夕食を食べた後定番の商店街の細道を歩いたら
「名物臭豆腐」とか書いてある場所を通り過ぎたら気分が悪くなるんだぜ。
狭い場所で臭いが充満していたからなのだろう。
だからアンモニア臭は空腹のときのほうがいいんだぜ(意味不明)
というかなんで日本には夜市とか屋台街とかがないんだ(嘆き)
自分はもっと気楽に肩ひじ張らないでジャンクな飯を食って帰りたくてたまらない。