いかにも手書き感あふれる広報 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

統一地方選が近づいてくる。

別に感慨はないが、たまにこういう選挙公報に、
「どうしてこんなのが刺し挟まったのか…?」と(失礼ではあるが)言葉を失いそうなものがある。
他の候補者が公約を見やすく箇条書きでまとめたり、イラストで説明している中に突如挟まる
いかにも手書き感あふれる「そのまま思いを率直に書き殴りました!!」みたいなものは、
完全に不意打ちにかかっていると個人的に思うのである。
過去そういう広報を何回も見てきたが、大体当選した試しはない。
一体何をしに出てきたのか、と思われても仕方がないだろう、と思うのである。

明らかに違和感があるとは言っても、被選挙権がある限り平等であるわけで、
却下できるわけではないのも…良識とか常識とか、その辺の感覚がないと、
いきなりぽっと出で現れて消えていく泡沫のようにならざるを得ないだろう。

そういえばそういう選挙制度で救われた比例代表の衆議院議員が、
除名されたのに居座るとか最近話題になっている。
制度を利用して居座るのはどうか、と率直に思うが、
ある意味、そのような品格が疑われる議員よりは
手書きで挑む候補者というのは率直な気持ちなのだろうな、とは思う次第である。

ああいう暴言を吐いて居座る胸くそ悪いのがテレビで目立つから政治に嫌気がさすんだ。