おはようございます。昨日で懸念であった外壁仕上げの目途が立ち、一安心の朝を迎えています。今日はラスト一面!気を抜かず気合い入れて仕上げて参ります。さて、今朝も人材育成の続きです。昨日には現在の左官が「既調合」の材料で溢れていると書きました。まるで巨悪であるような表現になってしまいましたが、そうではありません。
材料メーカーが必死の思いで開発し、営業してくれることで左官壁が採用され、それによって安定した収入があるのもまた事実で、これは決して悪いということではなくて、共に生きていくという事なのです。ただ、大切なのはそれらを左官の「基礎」を持ち合わせた上で、使う・使わないの選択が自分で出来る事が大切なのです。
材料の特質を理解し色んな素材を使いこなせると一流。また逆にそれらを進化させ、新しい時代を創り出すレベルにまで持って行けると超一流という感じでしょうか。要するに左官の伝統技術は、実は鏝塗りという手の作業に重きが置かれてはいないのです。自分の経験では材料5割・道具2割・腕3割という感じでしょうか。
いくら腕良くても材料が悪ければ上手くは仕上がりません。逆に材料が良くて、良い道具が揃っていれば、大体上手くいくとも言えます。その基礎に立って、もっと良い材料を作ろう、もっときれいに出来る鏝を造ろう、誰よりも上手く塗ってやる。そんな技術を競い合うなかに成長があり、左官の進化があります。
確かな技術とはそういう事で、道は険しく難しいけれども「誰にも奪われない資産」でもあります。長くなりました。続きはまた明日にUPします。
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