井上左官工業の現場ブログ

井上左官工業の現場ブログ

奈良県の左官屋さん。ジュラク塗り・漆喰仕上げ・掻き落としやカラーモルタル・土塀の修復・塗り替え工事や左官の未来など、日々の現場報告や最新の左官情報などをUPしていきます。

おはようございます。天気予報が少しずついい感じに変わってきました。今のところ雨予報は土曜日のみ。一日ズレて日曜日のみになって欲しいものですが、まぁ雨の日が減っているだけ助かったと思いたい。それよりも気温の変化がつらいですね。寒いやら暑いやら・・・。体調管理に気を付けて参りましょう。

 

 

さて今朝は昨日の続きです。「簡単に長持ちするように」これは当たり前な施主さんのご要望です。建物の次の活用方法や後継者のことがハッキリしていないと、修繕や再生に目的を見いだせないものです。「とりあえず簡単に修理だけを」というのも必然ですね。それをいかに実現するか。左官としては難しいことなのですが、色々と手段はあります。

 

 

新築建売ばかりやっている大工さんはリフォームが出来ないと言われるように、左官もまた新築モルタル塗りばかりやっていると、塗り替えや修繕が出来ないものです。これは手先の技術ではなく、知識としての技術の差です。見えない下地の状況を想像して、必要な補強や処置が分かるか分からないか。素材同士の相性や他職種との収まりもまた知識です。

 

 

そういった簡単にやる修繕にこそ技術は活きてきます。見るに堪えない修繕を繰り返された建物を見ると、ちゃんと維持しようという気持ちにもならないだろうし、「また穴空いてから埋めたらいいわ」という事にもなってしまう。「簡単に。でもちゃんとする。」分かる人にしか分からない違いかもしれませんが、それが出来る左官屋さんでありたいものです。

 



井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
身に付け、誇りある豊かな人生をともに歩もう!短期間で活躍の出来る育成プ
ログラムを用意して待っています!!
http://www.isakan.jp/

おはようございます。明るいニュースの少ないなかで、松山選手のマスターズ優勝は嬉しいニュースでした。やはりスポーツって、ガッカリすることも多いですがこうして元気を与えてくれるものでもありますね。オリンピックの開催に否定的だった人が、「人々の希望として開催されて欲しい」と、心境の変化を起こすのもまた、スポーツだとしたら、それって本当に凄い事ですね。自分も左官の世界で頑張りますか・・。

 

 

さて、今朝は古民家の改修工事をUPします。奈良に限らず日本全国に古民家と呼ばれる土壁塗りの建物が残されています。空き家となり、崩れ落ち、廃屋化していくものもあれば、きちんと手入れされ大切に受け継がれるものもあります。古民家再生と言われ、丁寧な仕事を重ねることでさらに100年持たせる仕事もあります。

 

 

ただ、すべての土壁塗りの古い民家がそれに適しているかといえば、実はそうではなく、やはり建築当初の施主の想いであったり、使われている部材や行われた仕事によって、再生に適さないものもあります。またそういった根本的な事だけではく、維持するために必要な修繕というものもあり、どういった視点で考えるのか?ということが大切なところでもあります。

 

 

根っこから痛みのある土壁の修理は簡単ではありません。「駄目なところは全撤去しないときちんとは直せない」という正論は、時にお施主さんに「諦めて下さい」と伝わってしまう事にもつながる。より丁寧に伝えなくてはいけないとは分かりつつ、専門的な技術的な話は余計に話を複雑にさせるから難しい。多くの要望は「簡単に長持ちするように」というシンプルなもの。それがとても難しいのです。

 

 

長くなりました。続きはまた明日にUPします。


井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
身に付け、誇りある豊かな人生をともに歩もう!短期間で活躍の出来る育成プ
ログラムを用意して待っています!!
http://www.isakan.jp/

おはようございます。新しい1週間の始まりですね。天気予報に振り回される週になりそうです。パンパンに予定が詰まっていると、天気での段取りのズレを取り返すのが大変です。左官屋さんの宿命ですが、「何とかならんのか」いつまでも思ってしまいます。ま、なるようになるさ。気張っていこう。

 

 

さて今朝は電動工具のメンテナンス作業をUPします。メンテナンスと言っても、撹拌機の羽根の交換だけですが・・・。古いのと新しいのを見比べるとそんなに遜色なく、変える必要があるのか?と思ってしまいますが、撹拌機の羽根というのは吸い込む力を失うと、素材を混ぜる力が極端に弱くなります。

 

 

羽根が回ることで、材料を上から下へと吸い込んでくれることによって材料は混ざり合います。ただ羽根が回転しているだけだと、混ぜているようで混ざってはいないものです。この3枚羽根も高速で回転するものの、吸い込む力を無くしていました。羽根も安いものではないので、長く使いたいと思いますが、役に立てないと意味を成しません。

 

 

撹拌機置き場をみると、無残な羽根が並んでいたので思い切ってまとめて交換しました。現代の左官ではモルタルミキサーよりも、頻度の高い相棒です。これでまたしばし頑張ってくれるでしょう。

井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
身に付け、誇りある豊かな人生をともに歩もう!短期間で活躍の出来る育成プ
ログラムを用意して待っています!!
http://www.isakan.jp/

おはようございます。慌ただしい1週間でした。今週は池江選手の感動の代表選出という感動のスタートでしたが、ほっこりしたのも束の間、あっという間にコロナの変異種拡大に潰されてしまった。奈良でも連日過去最高を更新しています。いよいよ自分達にもやってきそうです。感染しないようによりも、してからの事を考えておこう・・・。

 

 

さて今朝はサンプル作りの紹介です。昨年秋頃に漆喰での看板制作のご依頼を頂きました。図面や言葉では打合せが出来たとしても、完成のイメージを頭の中でどう描いているのかを、お互いに分かりあうというのは結構難しいものです。出来てから「え!?」では嫌な気持ちになる。そんな訳で、見積もりで提示した際に自分の考えているイメージをサンプルとして作成しました。

 

 

真円ではなく、お餅のようなふわふわ・モチモチと丸く塗って仕上げた白漆喰に、お店のロゴを黒漆喰で盛り上げてつくる看板になります。以前にもお店の看板を漆喰で塗らせて頂いた時もそうだったのですが、こういう場合、ロゴマークの正確な再現にこだわる癖があります。施工においては大変困った癖なのですが(汗)。上手く出来ると達成感は半端ないです(笑)。

 

 

サンプルもお店のロゴの一文字を実際のサイズで作成しました。やってみると課題も見えてくるし、どれくらいの手間が掛かるのかも読めます。一番上の写真の下地を作っている時は、職人さん達は「UFO?ナニコレ?」みたいな感じでした。そりゃそうですね。出来上がったサンプルを持ちご挨拶訪問となりました。見られた瞬間「思っていた通りのものやわ!」と言って頂き、正式に看板制作が決まった瞬間でした。

 

 

嬉しさと同時にやってくるのが、プレッシャー・・・。また続きUPしていきますー。

井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
身に付け、誇りある豊かな人生をともに歩もう!短期間で活躍の出来る育成プ
ログラムを用意して待っています!!
http://www.isakan.jp/

おはようございます。もう少しズレてしまいましたが、今年も桜が咲きました。一番大好きな唐招提寺門前の桜も今年もきれいに咲き誇ってくれていました。昔からずっと変わらないこの景色が、これからもこのままであって欲しいと願います。こうした自然の営みはずっと変わらずに続いていても、個人の生活は変わっていきます。家庭内では長女も高校を卒業し、希望していた大学に進学しました。

 

 

そして会社では、この春に意を決して左官の門を叩く若者を迎えることになりました。左官職人である父を持ち、自分も左官.の世界に入ると決めたようだ。「井上で習いたい。」そう言ってくれるのは嬉しいものです。入社まであと一か月、しっかりと準備して即戦力・繊細な仕事ができる職人に導いていく覚悟です。そうして始める者もいれば、終わってゆく人・物事もある。

 

 

そうした変化の季節に咲く桜。寒さを超え(忍耐)、蕾が膨らみ(希望)、美しい花を咲かせ(感動)、あっという間に散る(反省)。でも、間髪入れずに新緑の美しさ(再起)をもたらす。そう考えるとこれって本当に凄い事ですよね。まるで自分を見ているようだが、まぁ、足りていないものが多いこと・・・。再起の後にはいずれ忍耐の冬がくる。「そういうものだ」と分かったつもりになっておこう。

 

 

社会や遠い将来をみると厳しい現実にしか目がいかないのですが、足元をみると恵まれている環境にあると思える。後ろ向きな自分を入れ替え、一歩前に進む。そんな春にしていきます。


井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
身に付け、誇りある豊かな人生をともに歩もう!短期間で活躍の出来る育成プ
ログラムを用意して待っています!!
http://www.isakan.jp/