井上左官工業の現場ブログ

井上左官工業の現場ブログ

奈良県の左官屋さん。ジュラク塗り・漆喰仕上げ・掻き落としやカラーモルタル・土塀の修復・塗り替え工事や左官の未来など、日々の現場報告や最新の左官情報などをUPしていきます。

おはようございます。PCの入れ替えを検討し、昨日あと少し頑張ってくれよ!とブログに書いたその日に、現場で仕事していると妻から何度もLINEが「パソコン消えて、なんか変な臭いするねんけど」と・・・。マジかよ(汗)。やっぱり機械にも意思があるのだろうかと感じる出来事。夕方帰って確認するとモニターから焼けた臭いがして、ご臨終でした。ちょうど今日の夕方に専門職の友人と打ち合わせの約束だったので、仮のモニターを持って来てくれるとのこと。そんな訳ですみませんが、今日は一日FAXがつながりません。お急ぎの要件はメールにてお願いいたします。

 

 

さて!今朝は羽根建壁の話題をUPします。今年は沢山この壁を施工させて頂きました。竹小舞土壁の家が建たなくなってから、木造住宅の新築工事で土壁を塗るという機会はほぼありません。ただ、最近は少しずつではありますが、これから先のことを考えるうえで、出来る限りプラスターボードを使わないで家を建てるという考え方が拡がってきています。

 

 

プラスターボードの問題点は今更書きませんが、ボードを使う使わないという素材の選択という「手段」ではなく、家そのもののずっと先の将来(目的)を考える方が増えているという事だろうと思います。これからは特にそれそれが家で過ごす時間が増えるかもしれません。住空間はさらに重要度を増していきます。

 

 

と同時に、家づくりにおいて求められる価値観というか、自然や環境にかける負荷というものへの意識も高くなっていくと思います。みんな普通はプラスターボードの家やし、自分だけちゃうし、という時代はこれからもずっと続くとは思いますが、家づくりというのは、その人の暮らし方であり生き方そのものでもあります。

 

 

必要以上の広さや、快適性を追い求めるよりも、コンパクトで必要最低限でも、自分の亡き後に地球にも誰にも迷惑を掛けない住まいが良い。と考えるのは、その人の生きざまそのものだと思う訳です。長くなりました、続きはまた後日に・・・。


井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
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おはようございます。最近はPCも5年を過ぎて容量不足から動きが遅くなってきました。せっかちな自分としては、サクサクと思うとおりに動いてくれないとイライラするので、PCの入れ替えを相談することになりました。デスクトップとノートとの併用をこれからどうしていくか?せっかく専門家に診てもらうので、一番いい形を検討中です。それまで、「あと少し頑張ってくれよ相棒」と考える日々です。

 

 

さて今朝は昨日の続きです。外壁の細かい骨材(寒水石など)での掻き落としは古くはリシン掻き落としとも呼んでいましたね。砂をそのまま使った掻き落としや篩いにかけた砂を使ったものなど、掻き落としといっても様々なやり方があります。それぞれに難しい所や、気を付けないといけないポイントがあるものですが、やはり細かい肌でマットに仕上げるのが一番難しい仕様となります。

 

 

現場で材料を調合し、色粉も計量して配合するのが最高峰ですが、役物に囲まれ大壁でつながる意匠が多い現代では、現場配合での施工は困難を極めます。夏場の炎天下での施工はとても過酷な作業になるし、真冬に色物の仕上げとなると白華や色むらといったリスクも高く、出来るだけやりたくないという気持ちも出るほど、現代における掻き落としは難しい仕上げとなりました。

 

 

昔ながらのやり方だからいわゆる3Kそのものです。一度に大人数が必要になるのもまた現代では施工が困難な理由の一つとなりました。大きな壁になると5.6人は必要なので、2、3人や一人親方でやっている人達は避けたくなる気持ちも分かります。他に楽に簡単に仕上がって利益もあがる仕事もあり、歯を食いしばって掻き落とししなくても忙しいのも現実です。

 

 

でも、それでも長い長い視点で外壁と左官の将来を見据えたときに「掻き落としなんて古い」と切り捨ててはいけない気がするのです。万能でも最強でもありませんが、大切なものがそこにあるような気がして、それが何なのか、確かなものなのかはまだ分からないのですが・・・。続きはまた頭を整理してUPします(汗)


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おはようございます。昨日は現場は職人さんにお任せして、毎月の20日締め経理作業とブログの準備など一日事務所に籠っておりました。コーヒーでの胃もたれとお尻が痛い一日でした。その分ブログのUP準備も進み、年内にUP出来る分の写真整理が出来ました。今年の現場の半分くらいしか年内には紹介出来そうにないですが、来年もまた続けていきますので、よろしくお願いします。

 

 

さて今朝は、お得意先様の新しいモデルハウスの外壁着工をUPします。モデルハウスというと、工務店さんが考えるこれからの住まいづくりの理想を詰め込んだものとなります。未来を見据えて、新しい時代に提案する形のなかで外壁にカキリシンをご採用頂けました。様々な外壁の素材が生まれていくなかで、昔からある素材を選んで頂けたという事は、左官が考える価値観をご理解いただけたという事でもあります。

 

 

雨では作業出来なかったり、養生期間が必要であったり、また手作業ゆえの「完璧」ではない質感も、現代では忌避されがちな要素です。それでもやはり外壁は左官、しかも無地の掻き落としを選んで頂けたことは、これから先の技術継承という面においても非常にありがたい事です。昔は当たり前の作業であった掻き落とし仕上げですが、現代の若手左官では経験する機会も減っています。

 

 

ましてや、出隅・役物が多くて、細かい骨材でのマットな無地の掻き落としを新築1軒丸ごととなると出来る左官屋さんも減っています。仕事が減れば技術継承は難しくなってきます。長くなりました。続きは明日にUPします。


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おはようございます。世間は3連休なんですね。土曜日が休みという感覚が全くない自分の業界からすれば、この連休をどう過ごそうか?と悩むことなど盆と正月くらいのことです。それもまたこれからは改善の義務が迫っています。頑張っただけ、努力しただけ収入に直結するという技術職人の世界は、古いのだろうか?頑張れる人・頑張れない人も、「それぞれの個性として平等に」とか考えだすと、またストレスが溜まってくるなぁ・・・。

 

 

そんな時にちょうど良いのが道具箱作りだったりします。色々と考え事をしながら、気楽に作業していると、ストレスの解消になるものです。道具や材料の準備などが必要なので、さぁ!この日曜日にしよう!という訳にはいかないので、ある程度まとまったお休みが欲しいと思う訳です。思った通りに上手く出来なかった時は、イライラもしますが、誰に責められる訳でもなく、自分が納得いくかどうか?という自分の世界に浸る時間も大切なんだと思います。

 

 

またこのところ何かとストレスが増えているので、「あぁ~作りてぇ!」という今日この頃です。仕事納めまでバタバタが続きそうなので、年末年始は寝正月になりそうですが、少しずつ材料の品定めを始めて、工作をしながら新しい一年を考える、そんなお正月を無事に迎えることが出来るように、安全と健康を第一に頑張っていこうと思います~。


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こんにちは。予報に反して思いのほか雨が降らないですね。しっかり一日降るつもりで段取りしていたので、貴重な一日が勿体ないことしました(汗)。まぁ、明日は外壁の仕上げなので、その下地があまり濡れていないので良しとしましょう。さて、今日はお寺さんの耐震改修の続きをUPします。

 

 

大直し貫伏せの乾燥後中塗り作業へと進めました。中塗りが左官の基本と言われるように、仕上げには中塗りの善し悪しが大きく影響します。中塗りが良い状態だったら仕上げは楽にきれいに仕上がります。逆に中塗りが悪いと、仕上げで手間が掛かるうえに、結果もきれいには終われません。

 

 

昔の自分も「また仕上げ塗るからそんなもんでいいで~」と言っていたタイプなので、そりゃ仕上げもあんな程度だったのだろうと振り返って反省するばかりですね。今でもついついそんな事を考える時もありますが、やはりその点はバランスも大切な部分ではあります。仕事には予算というものがあるものなので、何でもかんでも丁寧に手間を惜しまずではいけません。

 

 

必要最小限の手間で最大限きれいに仕上げる。という目標を考えて考えていくと、「ここで良し」というラインがあるものです。そこの見極めもまた技術なのかもしれません。それを先日の無形文化遺産という観点から見ると、また少し違う側面も見えてくる訳です。ちょっと分かりにくい話になってきましたね・・・。また別の機会に「無形文化遺産と育成、そして予算」とかいうタイトルで考えてみたいと思います。

 

 

そんなこんなで中塗りを進めました。中塗りの乾燥後にようやく漆喰の仕上げへと進めます。続きはまた後日UPします。


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