おはようございます。昨夜は施工させて頂いたSETREならまちへご招待頂き、贅沢な一夜を過ごさせて頂きました。パワーチャージ！年末までラストスパート気合い入れて参ります！！さて、今日も昨日からの続きです。左官を目指そうかと考えている若者の背中を押す内容にしようと始めたものの、本質的な事ばかりで、内容が少し難しくなっているかもしれません。
材料を理解し準備が出来て、必要な道具を揃えられ、そして塗る事が出来る。これを伝統左官技術と呼びます。その時代の要求に合わせて自分で材料を作る事も出来れば、基礎があるから流行りの素材も使いこなせる。そんな左官技術を身に付ければ、どんな時代でも自らの歩もうと思う道で生きていけるのが左官職人の世界です。
最初の頃に書いたいつの時代もそうであったという理由はそこにあります。セメントが無かった時代に新しい素材セメントが入ってきた。それを上手く使いこなして、高度成長へと導いたのは「基礎」をもった先輩左官職人さんが居たからです。セメント以来目立った新しい素材が生まれて来ず、先輩たちが生み出した配合を元に、調合して売られている材料ばかり使う時代が長く続きました。
今は新しい樹脂などの開発も進んでいるようですが、左官職人自身が素材からの開発を出来る技術を失ってしまったばかりに、素材だけでは売れず、完成品しか売れない時代になっています。職人は「やり方を習ってやるだけ」。今はそういう時代です。そういう材料で稼ぐ事も出来れば、国宝や文化財の技法で収入を得ることも出来る。
お伝えしたかったのは、だからこそ「左官は不滅」なのだし、そうした事を伝えていくのが自分の使命だと信じています
弊社では職人世界を正社員という形で実現しようとしています。安定した生活をしつつ、確かな技術を身に付けられる機会を提供します。「やってみたい！」そんな志を立てた若者を待っています。応募はメール info@isakan.jp に自分の気持ちを込めてメッセージ下さい！
井上左官工業では、左官技術を学びたい若者を募集しています。若者よ技術を
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