祈念神石に願いを込めて | 稲川淳一の恐怖の快談

稲川淳一の恐怖の快談

日常生活での不思議な出来事を語ります。


アタシ、先日にね
初詣に行って来たんですよね。初詣。

お正月はもうとっくに終わっちゃってる
そんな時期なんですが
色んなタイミングや気持ちの問題もあって
まだ初詣に行けてなかったんです。

腰痛が酷くて体中がガタガタ…
他にも色んな細かいトラブルや
些細な事から、おかしくなった人間関係に
飼ってる犬のことまで…
やることなすこと
裏目に出て空回り…
ありますよね、そんな時。
そんな事もあってか
色々あり過ぎて初詣に行ける余裕が
気持ち的になかったんです。








なんで、こう 色々一気に起こるんだッ…













そんなある日なんですがね
「あぁ… 神社に行きたいな」

ふと、そう思ったんです。
突然、頭に降りて来たんです。

「神社に行きたい」
「あぁ、そういや初詣もまだだったな…」








そんなわけで夜勤明けの
雪がちらつく早朝にね
アタシの好きな神社「車折神社」に
初詣に行って来たんです。








車折神社の境内にある芸能神社

芸能の神様でもって
多くの芸能人が祈願に来ることで
非常に有名ですよね。







祈願された有名人の名前の書かれた
朱色の玉垣がズラーッと並んで
これがまた壮観なんですよね。

最近はYouTube関連の玉垣が
非常に増えてましたねぇ

自分の推しの名前を見付けて記念撮影を
されている方もおられましたよ、えぇ。









車折神社でのご祈願って少しばかし
ルールって言うのかなぁ
決められたやり方があるんです。



まず社務所でもって祈願神石の入った
黄色の御守りを購入する。

で、それを握りながら
本殿で強く願いを念じる。

その願い事が叶ったら
自宅や山、川などで小石を拾って来て
その小石にお礼を記入して
再び車折神社に納める。

車折神社の境内には、おびただしい数の
お礼の書かれた小石が置かれています。
石の数だけ願いの叶った人がいる…
そういう事ですよね。










お参りと祈願をしたあと
アタシは、おみくじを引いたんです。
正直ちょっと怖かったですよね
今のこの状況でもって、おみくじの結果も
良くなかったらアタシ
立ち直れないぞぉ~ってね…

やだなぁ~、怖いなぁ~

そう呟きながらアタシは
恐る恐る、おみくじを引いたんです。

「こりゃ一番くじより緊張するぞぉ…」


結果は「七番 中吉」
くじの内容を社務所の前の立札で調べる


「これまで困難や障害の多い日を
 悩みながら過ごしてきたあなたに大きな
 転機が訪れます。これからは物事が
 良い方向に進み数々の悩みから徐々に
 解放されていくでしょう。
 苦しかった時のことを忘れずに、
 車折大神様のご神徳に感謝しましょう」


一瞬、思わず涙が出そうになりましたよ
あぁ、来てよかったってね。

これが信仰の原点ですよね
自分の気持ちが救われる、安心する
人間って安心する為に生きているんです。

その切っ掛けを神社は
与えてくれる…  そんな場所なんですよね。








気分の軽くなったアタシは天山の湯へ

ここは車折神社から歩いて来れる距離で
参拝の帰りによく利用してるんです。

ちょっとした旅館の様な
京都感が溢れるお風呂屋さん。


「こんにちは~ッ!!」


アタシは、のれんをくぐった。











「いやぁ~、久しぶりだねぇ
       女将さん、大人  一名ねッ!!」


「………。」


「女将さ…ん?」


「……。」


「なんだこれ、絵じゃねーかッ!!」














風呂上がりの「ほろ酔いセット」

ふぅ~…
とにかく雪のちらつく中での露天風呂は
最高だったなぁ~

夜勤明けで、神社からの露天風呂
でもって風呂上がりの
キンキンに冷えたビール…

                       最高か?












串焼き五種盛り合わせ

凄く美味しいよぉ     酒がすすむのぉ~










サーロインステーキ定食  ごはん大盛

上質のステーキをポン酢で頂く。
添えられたブロッコリーやポテト
人参のバター炒めまで
ごはんのおかずとして立ち上がってくる


はふ  はふ  はふ

はふ  はふ  はふ…

白米掻き込んで、味噌汁で流し込む


ズズズーッ…





沢庵としば漬けも口に放り込み
白米を再び掻き込む!


ポリポリ  ポリポリ…

しゃく  しゃく  しゃく…



凄く美味しいよぉ~
白米が止まらんのぉ~




「女将さんッ!ご飯お代わりって?」








こんな初詣を体験させて
頂きましたよ、えぇ。




あるんですよねぇ
こういうことって























【おまけ】