スイカズラ科の低木
スイカズラの仲間だけど つる性じゃあない。
だけど、スイカズラと同じで花が咲いて最初は白く、日にちが過ぎると黄色くなる
黄色い花⇒金、白い花⇒銀 の花が咲くから金銀木(きんぎんぼく)と言うことになった。
花は葉っぱの付け根に二つの花をつける
なんで二つ同じところに花をつけるんだろうね
狭いから離れて花を付けたらいいのに
写真で見ても 混んでるだろ?
最初は一つだったんじゃないかな?
ところが花を見てもわかるように、花弁が細くてスカスカ
花一つではあまりに見栄えしない
こんなでは虫の目にも留まらず飛んで来てくれないじゃないか
と家族会議の末に花を二つ咲かせようという話になった・・・かどうか
単純に花びらに少しボリューム感を増したらよかったのに、そうしなかったのは失敗だったんだな。
花を二つ咲かすってぇのは結構エネルギーを使うから
結局低木で、それ以上高くなれなかったわけよ
これがこいつの生い立ちよ
まあ、済んだことは仕方ない
花が二つ並ぶと当然実がつくのも二つ
それも窮屈そうに並んで実が付くようになる
それがヒョウタンみたいに見えるから瓢箪木(ひょうたんぼく)てぇ名前も持ち合わせてる
綺麗な赤い実、それも二つ並ぶから結構目立つんだ
おいしそうな実が二つも並ぶと 一つくらいは喰っても構わんだろうと思う奴が出てくる
ところがだ、この赤い実が毒なんだよね
んまそうな赤い実を見たお姫様が 婆々様にそそのかされて赤い実を食べてしまう
なんかおかしいと思ったお姫様は苦しみのあまり とうとう死んじまう
悲しむ七人の小人が出てきて亡骸を埋葬するために運ぶんだが
この御姫様がすこぶる体格がよくて、耐えかねた一人がこけちまう
お姫様がコンコロリンと転がってしまった
その拍子に喉につっかえていた赤い実が口からころころと二つ出てきた
仮死状態だったお姫様が目覚めてしまったんだ???
なんか物語みたいな話だが、めでたい話よ。
実が二つだからのどに詰まってお腹まで落ちなかったんだな
これが一つなら確実に腹に入ってしまい、亡くなってたのだろう
誤飲による最悪の事態を予想して実は二つになった・・・・
これが真相だな、
ホンマかな?
ホンマや 悪いか
Cobucim