金沢大学学生逮捕事件で被告提出証拠、現部局長のアルバイト学生に関する現学長・現部局長のメールなど | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学学生逮捕事件で被告側提出の証拠や最近の動きなど、
 現部局長のアルバイトだった当該学生に関する現学長・現部局長等のメールなど
  (医学部大学等事件371)


 金沢大学との訴訟で、今年(2024年)3月に、私は2回目の勝訴判決を得ました(2017年3月に続き)が、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12846557474.html?frm=theme

私への脅迫での学生逮捕事件(現部局長のアルバイトだった学生)の民事訴訟(金沢地裁令和2年(ワ)第445号事件。被告は、金沢大学(法人としての)、逮捕学生、当時のインターネット契約者)で、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12832577800.html?frm=theme

被告側が、出すことにリスクを伴うと考えられる証拠を、今年(2024年)に入って幾つか出してきています。

 2006年に教授による常態的は不正経理を私が金沢大学本部へ通報して以来、組織的な激しい嫌がらせが行われ、不正隠蔽や私への攻撃に使われてきた方々を中心に、私が有利な情報を得たタイミングなどで、死亡、辞職、逮捕が相次いできており(上記リンク記事や衆議院第1議員会館での講演スライドなど)、注意喚起の意味も含めて、相手側提出の証拠などを紹介します。

1、丙第3号証(メール2つ分)、最近、金沢大学が証拠として提出

 2019年6月13日の、逮捕に至る学生(現部局長のアルバイトだった)の過激な言動への対策会議の連絡メールで、当時の部局長から、現学長(当時は医学類長=多くの国内大学の医学部医学科長に相当)、現部局長、当時の学生支援委員長の教授などへ送付されたもの。

 そのメールを受けて、その4日後に、当時の学生支援委員長が、マニュアルなどを添付して関係者へ送ったメール。

2、小川が以前に証拠提出した、同年(2019年)9月から10月初めのメール

 小川が上記の方々など(現学長、現部局長、当時の部局長、当時の学生支援委員長を含む)へ、放火や殺人などの脅迫で心当たりないか尋ねたメール。

 複数回送信したが、「知らないフリ」が続けられ、やむなく小川は被疑者不詳で告訴状を警察へ提出してその旨を公開した(10月初め)。

 しかし脅迫は続き、その学生は、同年11月18日に、「(現部局長の実名)先生からの警察情報」の投稿をして、その10日後に逮捕された(MRO北陸放送-Yahoo、北國新聞で実名報道、北國新聞の保存用縮刷版DVDにも実名で収載)。

3、乙第6号証(逮捕学生の診断書)、(今年)2024年1月29日付、2月8日に学生側が提出

 練馬区東大泉の精神科医作成の診断書で、次の記述がある。

●逮捕と民事訴訟に至った2019年の放火や殺人等の脅迫などについて
「病気の症状として起きてしまった」

●2024.1.29での状態として、
「病状悪化のリスクがある」

 私が弁護士に相談したところ、医師法第20条違反(無診察での診断)との判断であった。

4、乙第1〜4号証、学生側が証拠提出した、脅迫とその前後のカルテ類や紹介状

・脅迫とその前後の時期は、練馬区小竹向原の医師が診療、悪化や危険性などの記述なし。

・その前後は、金沢大学近くのM病院精神科病棟に長期監禁、2回目も同じ担当医(本人はその医師を嫌がる投稿を繰り返していたが)。

・その頃の精神鑑定や措置入院の文書の送付を、学生と裁判所が、石川県庁と金沢地方検察庁に求めたが、どちらも送付を拒否した。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12802550816.html

・2回目の長期監禁の直後、担当医は東京へ転職、その後再び転職(医療機関HPなど)。

・その担当医を小川側が証人申請したが、学生や金沢大学側は申請せずに、当時のカルテ類に名前や診療所名が無い上記の東大泉の精神科医による診断書を証拠提出。

・これまでに被告側が提出した当時のカルテ等に、そのクリニックや医師の名前がなく、弁護士が医師法第20条違反(無診察での診断)と判断し、今年4月にその医師を提訴(東京地裁令和6年(ワ)第11133号事件)。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12855136432.html?frm=theme
 被告の、具体的な認否や反論の締切は7/11、次回弁論は7/18。