人権侵害申告を受けて法務局が金沢大学を調査/怪文書(名無し文書)の発出を繰り返す金沢大学 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

人権侵害被害申告を受けて法務局が金沢大学を調査/
 怪文書(名無し文書)の発出を繰り返す金沢大学
  (医学部大学等事件128)


 前回記事は、新任職員の個人クレカで学長らのロシア出張を処理し間も無く当該職員を解雇した事件でしたが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12404281689.html
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12404281689.html#cbox
今回はその続報からです。

1、人権侵害被害申告を受けて法務局が金沢大学を調査〜録取書の一部など

(1)クレカ解雇のご本人が法務局に人権侵害被害申告

 個人クレカを学長らのロシア出張の宿泊一括処理に使われた当該職員(当時)の方が、法務局に人権侵害の被害申告を行いました。

 本日(9月14日)午後に、小川が法務局に電話して、ご本人の聴取を担当なさった奥野真也・法務事務官(電話でフルネームで確認。後掲の録取書の最後に作成者として登場する方)に、「●●●●さん(フルネーム)の件で、」と言うと、その件は課長に代わります、と即座におっしゃって、小川は課長さんとお話しました。

 金沢大学にも既に聴取をしていて、これから報告書を上級庁へ上げて、それで良いか更に調査をすることになるかが決まる、ということでした。

(2)法務局の奥野真也・法務事務官が担当したご本人の「申告調書」

 奥野真也・法務事務官が、ご本人の聴取をして作成しご本人が署名押印した「申告調書」の最終ページは次の通りです(青マスクの部分は署名押印と法務局名等)。

 この最終ページの上のほうの、同意しますという内容は、被害を申告した方の全員に法務局がこの同意を求めているのか、それとも一部の方にのみ求めているのか、私は個人的には気になりますが、それはさておき、他の部分の一部を以下に引用します。

<録取書より一部引用ここから>

   申告調書

申告年月日 平成30年7月24日(火)
申告場所  ●●● <小川注:法務局名とその中の部屋名>
申告者
 住  所   ●●●●●●●●●●●●●●
 職  業   ●●●
 氏  名   ●●●●
 生年月日   ●●●●●●

【申告事実】
1 私は、平成30年4月1日付けで金沢大学国際部国際企画課に採用となり、4月中旬から山崎金沢大学長らのロシア出張に係る業務を担当してきました。
 その後、同年5月9日に●●国際部長、●課長、●●副課長から退職勧告を受け、6月8日付けで情報部情報企画課に異動となりました。

<中略>

2 <冒頭部分略> 6月25日(月)午前9時20分頃、男性3名(以下「相手方ら」といいます。)が実家を訪れ、母が応対に出ましたが、相手方らは名のることもなく、そのうちの一人が、母の承諾を得ることなく、いきなり母に向けてビデオカメラによる撮影を始めました。
 そして、デオカメラで撮影をしている人とは別の人から、「●●●●さんはいますか。」との問い掛けが母にありました。相手方らは職員証も何も付けていませんでしたが、母は、相手方らのうちの一人が金沢大学と表記のある封筒を手にしているのを見たので、相手方らは私が勤務している金沢大学の職員であると思い、私を呼び、そこから私も応対に加わることとなりました。
 3 私は、相手方らに対して、「どこの人なんですか。」「何で撮るのですか。」と質問しましたが、相手方らは、無言のままであり、理由も説明せず、私に対してビデオカメラによる撮影を続け、そのうちの一人が、手にしていた封筒を両手で突き出し、無言で私にその封筒を渡した後、逃げるようにして走って出て行きました。
 そのため、すぐに母も私も相手方らを走って追い掛けましたが、相手方らは実家の近くにある●●公園付近に駐車していたトヨタのヴォクシー、色はシルバー、番号は「石川は500・9714」の自動車に乗り込んで走り去ってしまい、追い付くことができませんでした。
4 <後略。最後は上掲の画像のページで、「法務事務官 奥野真也」で終わっている。>

<録取書より一部引用ここまで>

(3)この件での金沢大学側の主張

 金沢大学側の主張の文書等については、私は提供を受けていません。

 また、金沢大学は広報室を持っていて、情報の発信や受信をしていますが、この件について外部に情報を発信したという話を、私は現時点では聞いていません。

2、怪文書(名無し文書)の発出を繰り返す金沢大学

 前回記事のコメント9で、金沢大学回答書に回答者名が無いとのご指摘を頂きましたが、前回記事を公表する前に、学長、学長秘書室の方々、常勤理事の方々、国際部や総合相談室など関係の方々に、ノーカット版をメールでお送りして間違いが無いかをお尋ねし、どなたからも間違いがあるというご指摘が無かったため、前回記事で解雇通知書や大学の回答書2通を公開しました。

 金沢大学が怪文書(名無し文書)を発出するのを、私が自分の件で直接経験したとすぐに明確に思い出せるのは、昨年秋からです。

 昨年(2017年)9月4日に、高山浩接・事務部長が、医学部・医学類を担当する宝町キャンパスの学生課(試験や授業などの事務を担当する課)が発出した、私を誹謗中傷する虚報を撤回して謝罪するメールを送ってきました。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12309592412.html

 このしばらく後に、高山浩接・事務部長が、私に、「調査委員長」作成だとする文書を送ってきたのですが、委員会名も調査委員長の名前も記載されておらず、発出人不明のいわゆる怪文書でした。

 そこで、私が名前などを明らかにするよう求めましたが、すぐには明らかにせず、しばらく経ってから、堀修氏(第3解剖教授・医薬保健学総合研究科長。現在は訴訟の被告および刑事告訴の被告訴人でもある)の名前などを加えた文書を送ってきました。

 最近では、金沢大学本部事務局の、守田富美江・職員課長(刑事告訴の被告訴人。総合相談室を長く担当した後、異動し、上記のクレカ解雇事件の経過説明でも登場する方)が、私にメールで、委員長が発出人だと主張して文書やメールを送ってくるのですが、これが発出人なしの怪文書ばかりで、名前を示すよう求めても「明かせない」として怪文書のままです。

 こうして名無しの「怪文書」が常態化しています。