研究室配属6名を今年は受け入れ/告訴状受理50日経過も警察が基本書類を収集していないことが判明 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

研究室配属6名を今年は受け入れ/
 告訴状受理後50日経過も警察が基本書類を収集していないことが判明
   (医学部大学等事件126)

1、研究室配属授業で今年は6名受入れに(一昨年4名、昨年7名)

 金沢大学医学部・医学類で、基礎医学系よび社会医学系の研究室に3年生が配属になる授業は、今年度は10月15日(月)から11月27日(火)まで行われます。

 前回記事でこうした授業の学会発表が採択されたことをお知らせするとともに、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12402216887.html
授業の案内書などは7月23日にアップしてあります。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12392873605.html

 薬理学教室を私が主任(責任者)として担当するようになって今回が3回目(3年目)で、初回の一昨年は4名が希望して受け入れ、2年目の昨年は希望した7名全員を受入れました。

 先週から学生による配属先の希望調整が始まったようで、先週水曜深夜(9月5日から6日に日付が変わって25分後くらい)に、案内書に記載していた受け入れ可能人数5名よりも多くして欲しい旨の次の連絡が学生からありました。

<3年生からの連絡文より一部引用>
私は以前から医療訴訟について興味をもっており、今回の基礎配属を通して小川先生の医療訴訟について学びたいと考えています。しかし今のところ、小川先生の基礎配属希望者が受け入れ可能人数(5名)を上回る可能性があり、自分が先生の元で学ぶ事が出来ない可能性を懸念しています。

日々の業務でお忙しい中このような事をお聞きするのは恐縮なのですが、もし希望者が現在の教室の受け入れ可能人数を上回った場合、受け入れ可能人数を多少増やす事を考慮して頂く事は可能でしょうか?
<3年生からの連絡文より一部引用ここまで>

 希望者全員の7名を受入れた昨年は、スペースや教える側の人員(小川1名)の面で少々厳しいこともあったので、6名は受入れられる予定と返信したところ、金曜(9月7日)に6名で良いかの確認の連絡が来たため、6名でOKですとすぐに返信しました。

 今回も配属学生が熱心に取り組んで、医療に潜む危険の認識や、事故や紛争の防止などを身につけていき、将来の医療事故が減るよう期待しています。

2、告訴状受理後50日経過も警察が基本書類を収集していないことが判明

 今年7月20日に、金沢大学の次の方々を被告訴人とする告訴状が金沢中警察署に受理されました(告訴状の一部はすぐ下のリンク、今年7月8日の本ブログ)。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12389473684.html

被告訴人
  山崎光悦・学長
  堀修・医薬保健学総合研究科長・第三解剖教授(正式名は「神経解剖学」)
  守田富美江・職員課長
  氏名不詳(金沢大学の「委員長」)

 ところが、それから1ヶ月が過ぎた8月24日に、守田富美江・職員課長との会話でこの刑事告訴の話が出ると、守田課長は大喜びの様子でしたので、私は奇妙に感じました。

 告訴状受理から50日が過ぎた本日(9月10日)、この告訴の件を担当されている、金沢中警察署・刑事第1課・強行犯係の竹下博文・警部補と電話で話しました。

 竹下警部補は、告訴事実に関係する中心的な書類である議事録などもまだ収集していないこと、金沢大学側は提出を拒んでいないが「警察が収集の準備中」であること、などを説明したため、私は遅れるほど改ざんや廃棄などがやりやすくなるので早くして欲しいと求めました。

 竹下警部補は、被告訴人側が「口裏合わせ」をする可能性もあると説明するとともに、証拠収集や聴取が遅れると一般に改ざんや隠蔽がやりやすくなることも認めましたが、いつやるか予定は言えない、(竹下警部補)個人ではなく組織で対応している、といった内容の説明を繰り返しました。

 上記の通り、今年7月8日の本ブログで告訴状の一部を公開し、複数の関係者が亡くなっているという一部内容などをお知らせするとともに、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12389473684.html
亡くなったり辞職した方々(私を攻撃したり、私が告発した内容を隠蔽しようとするなどした側の方々です)について、今年5月9日の本ブログにアップしています。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12374751759.html

 また、今年4月26日に、柴田正良・金沢大学理事・副学長が、上記の竹下警部補に対して、「すり合わせ」を申し入れ、竹下警部補が即答で合意した録音反訳(録音とともに、民事訴訟と刑事告訴で証拠提出済み。その後実際に「すり合わせ」を行ったことを、竹下警部補が私と弁護士を含む3名に認めた)については、今年7月18日の本ブログで公表しています(下のほうの「録音反訳4」の「T警部補」が竹下博文警部補)。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12391724870.html