仮処分申立の第2回審尋が行われました/日本衛生学会3月発表予定/医療安全研究室を更に充実へ | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

仮処分申立事件の第2回審尋が行われました/
 日本衛生学会学術総会(東京)3月発表予定/
  医療安全研究室を更に充実へ
   (医学部大学等事件93)


 前回記事に最近もコメントを頂戴していますので、まだの方は併せてご覧下さい。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12351537558.html#cbox

1、医療安全研究室を更に充実へ

 最近も、医療安全研究室で、学外の方々などと、医療事故分析や医療事故防止などの議論を続けています。

 それと並行して、医学書や法律書などを補充するとともに、機材面でも充実化を進めています。

 学外の方々も設備・備品の組み立てなどにご協力下さり、深く感謝しております。

2、日本衛生学会で医療事故等について発表(予告)

 第88回日本衛生学会学術総会が、3月下旬に東京で開かれ、私は次の演題で、3月23日に発表します。

「大学病院で続発する死亡事故〜医の倫理の観点より背景と原因を探る」

3、仮処分申立事件の第2回審尋

 2月16日(金)の午後に、仮処分申立事件の第2回審尋が金沢地裁で行われ、予定通り裁判官1名の単独審から3名の合議体になりました。

 双方が、主張補充の書面と追加証拠1点を、それぞれ提出しました。

 内容の骨子は、前回記事へ頂戴したコメント7であり、大学側が私へ成績入力を依頼したメールは、学内調査委員会側も調査面談で出して示すとともに、この仮処分申立事件でも大学法人は争っていません。