大学病院死亡事件群シンポジウム(東京御茶ノ水)で発表しました(医療事故38) | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

大学病院死亡事件群シンポジウム(東京御茶ノ水)で発表しました(医療事故38)

 昨日(12月3日(日))、東京御茶ノ水の全労連会館で行われた、大学病院死亡事件群のシンポジウムで、金沢大学病院のカフェイン併用化学療法での死亡事件(教授ら書類送検)とその厚労省通報漏洩事件について、予定通り発表しました。

 討論も活発で、ウソをついたり倫理観に欠ける医師の出現と、医学部の入試や教育との関係についても、指摘がありました。

 多くの方々にご参加下さいましたことと、準備や運営をして下さった方々に、演者の1人としてお礼申し上げます。

 以下に、私の発表スライドの一部を掲載します。

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 なお、カフェイン併用化学療法で骨肉腫の生存率が100%(すなわち、全員が生存した)という、同グループの発表論文は、次で、雑誌名、発表年、巻、ページ、題名、著者名、要約が一般公開されていて、本文下から2行目に、"overall survival was 100%"(全生存率は100%であった)とあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1949929018