大学病院死亡事件群シンポジウム(東京御茶ノ水)で発表しました(医療事故38)
昨日(12月3日(日))、東京御茶ノ水の全労連会館で行われた、大学病院死亡事件群のシンポジウムで、金沢大学病院のカフェイン併用化学療法での死亡事件(教授ら書類送検)とその厚労省通報漏洩事件について、予定通り発表しました。
討論も活発で、ウソをついたり倫理観に欠ける医師の出現と、医学部の入試や教育との関係についても、指摘がありました。
多くの方々にご参加下さいましたことと、準備や運営をして下さった方々に、演者の1人としてお礼申し上げます。
以下に、私の発表スライドの一部を掲載します。
なお、カフェイン併用化学療法で骨肉腫の生存率が100%(すなわち、全員が生存した)という、同グループの発表論文は、次で、雑誌名、発表年、巻、ページ、題名、著者名、要約が一般公開されていて、本文下から2行目に、"overall survival was 100%"(全生存率は100%であった)とあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19499290