先般、久々にお会いして
改めて、その、おフランスならではの香りと、
そこに佇まれる存在だけで漂う魅力に魅せられました。
動画、お写真、集めてみましたが、
どれ一つとして、「これ、パス」がない素晴らしさ。
葉巻の香りが漂ってきそうです。
かっこいい、粋だ。いや、エスプリと言えばいいのか?
家に帰って「お帰り」って言って頂けるとしたら、
ドロン様より、がぜんベルモント様だあみどり。
ドロン様の場合、お帰り以前に、
ドーベルマンまみれになりそうだし。
ベルモント様なら「お帰りなさい~」と言うのも幸福だろうな。
あ、その前にどちらからも断られるか。
この方がご登場になるだけで、
作品を知っている世代の方々の表情が温かくなる。
拍手がやまないの、わかるわあ。
映画を知らない子たち、退屈そう~。
こんな作品もあったのですね。知りませんでした。
やはりこのお二人は、同時代のフランス映画を盛駆け抜けられた。
『ボルサリーノ』の御共演はベストバランス・・・
ドロン様が御引退されると仰った時も、記念作品で御共演。
ドロン様はちゃっかり戻られて、
ベルモント様がこの後間もなく映画ご出演がなくなったので、
ベルモント様の引退映画と言い換えてもいいと思う。
何かと、比べてしまう全く違うキャラ。それでいて対な存在?
ご登場が解っているたびにこれでしょうから、
ご年齢を考えると、出かけるのも、億劫になられますね。
いいなあ、白のマフラー。
サイン攻めにあわれたのに、ゆっくりと、丁寧に対応されてらっしゃるお姿。
お人柄が偲ばれます。
いやはや、ご本人もスタントマンも大変な映画三昧。
いうても、ゴダール監督にもしっくりという、
芸域の広さ。
「(俺は)最低さ」ってね。若さのかっこよさ。
男の色気。
『ライオンと呼ばれた男』なんかもかっこよかっ。
冒険コメディ、ビセット様とのコンビがゴージャスで楽しかったな・・・
ジャンヌ・モロー様と組まれたらしっくりと。
原作、デュラス女史だし。
アンナ・カリーナ様と。
ただただ、ゆっくりとした、ご長寿を、
青春時代から頂いてきた喜びの数々に、
感謝と共にお祈りするお方です。
映画自体の拝見率はドロン様の方が圧倒的に多いのに、
憧れるのはベルモント様。
『薔薇のスタビスキー』も再見したい。
公開当時、よさがよくわかってなかったもの。
あと、気になっているのが『モラン神父』。
『冬の猿』も未見。駄目駄目みどりだ。