『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』
2016年、スティーグ・ビョークマン監督作品、スウェーデン、114分
イザベラ・ロッセリーニ様、イングリッド・ロッセリーニ様、ピア・リンドストローム様、
ロベルト・ロッセリーニ様、シガニー・ウィーバー様、リ-ヴ・ウルマン様他
イングリッド・バーグマン様の生誕100年に、
イザベラ・ロッセリーニ様の呼びかけで実現したドキュメンタリー映画。
ホームビデオや手紙、日記などの資料がふんだんに使用されている。
歳をとってきてから、小説より評伝の方に興味が移ってるんですが、
原因は、マレーネ・ディートリッヒ様の娘さんが書かれた、評伝。
家族だからこそ、知っている素の姿が描き出される興味深さ。
あと、もう、直球、ご本人の「日記」ですね。
ヴァーツラフ・ニジンスキー様の日記を入手して、未読なのが気になる。
みどりの、イングリッド様のイメージは、『秋のソナタ』とかぶってしまう。
「家族といると幸せだけど、体の半分をもぎ取られているような」
って、正直すぎ~!?
あれ?うちの母と似てる?あ、あの人は道楽を追ったのか。
確かに、イングリッド様も、仕事で7か月子供とは過ごせない、とか、
学校に上がった子供たちを、子供たちだけの家に住まわせるとか、
なかなか特異な生活をされてらっしゃる。
子供もそれぞれで、それを楽しめる子も居れば、寂しい子も居る。
「幸せ」という形も、人それぞれ。環境だけが決めるわけでもない。
そんなことを想いながら、拝見したドキュメンタリーでした。
↓ どうせなので、こちらも拝見。
『ハリウッド・コレクション:想い出のイングリッド・バーグマン』(1986)
ジーン・フェルドマン監督作品、アメリカ?、69分
グレース・ケリー様も拝見しました。
短さもあってか、綺麗ごとが並べられてる感じ。
ま・・・「見た」ってだけかな。