『火の鳥』(1978)拝見・市川崑監督だったんですね | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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手塚治虫先生原作

 

 

手塚治虫原作谷川俊太郎脚本市川崑監督作品、日本、

テーマ曲、ミシェル・ルグラン様、衣装、コシノジュンコ様

 


 

若山富三郎様、高峰三枝子様、大原麗子様、草刈正雄様、仲代達矢様

尾美としのり様、由美かおる様、田中健様、林隆三様、沖雅也様、渡哲也様

ピーター様、加藤武様、伴準三郎様、草笛光子様、大滝秀治様

 

 

手塚治虫先生のライフワーク『火の鳥』から、冒頭『黎明編』実写化

 

 

アニメーションも取り入れられ、手塚プロダクションが担当。

『獄門島』『女王蜂』制作された作品なんですね。

高峰三枝子様女王卑弥呼から、ずらっと、横溝映画の俳優さんがいっぱい。

 

 

 

 

 

どの人がどの映画のどの役?ゲームが出来ますわ。

 

 

そして、こちら、黒澤明監督作品ですけど、

仲代達矢様メイクピーター様ご登場あたり、『乱』入ってるし。

 

 

 

尾見としのり様デビュー作でらっしゃったんですね。

 

 

壮大な命の流れを表現した作品にふさわしい、風景の中、

古代戦乱の世が描かれていました。

ニンゲン存在とともに、「欲」による戦いが生まれ、それは限りがないのか?

 

 

 

 

 

愛情に充ち溢れた人生も、あくなき欲求を追いかける人生も、

大きな時の流れの中、次の世代を渡し続ける。

 

 

 

 

あらゆるジャンルの作品を書き続けた、手塚治虫先生の、

あらゆるジャンルを内に含んでいるからこその包み込む大きさ

が延々続くものの、その中の人間ドラマが、

心を温かくしてくれる一作でした。

 

 

 

残念なのは、せっかく取り入れたアニメーション部分が、

流行を追ったギャグに終わっている場面が多いこと。

ちょっと無理矢理感が否めず、「火の鳥」だけに、

アニメーションを使われたらよかったのに・・・と思いました。

 

 

高峰三枝子様の卑弥呼、絶命のお姿、天晴!!!

 

 

あおりの角度の写真がないの、残念