『日本誕生』(1959)拝見・東宝1,000本映画製作記念作品 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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『古事記』~!!!萌える

 

稲垣浩監督円谷英二特技監督作品、日本、182分

 


 

三船敏郎様、司葉子様、香川京子様、鶴田浩二様、中村雁治郎(二代目)様

稲垣浩様、伊福部昭様、八住利雄様、菊島隆三様、東野栄次郎様、左卜全様

音羽信子様、杉村春子様、田中絹代様、原節子様、志村喬様、三木のり平様他

 

語り部の媼が、伊邪那岐・伊邪那美の両神の国産みについて語る。

 

 

日本神話の話に引き続き、日本武尊の物語が描かれます。

 

 

 

天照大神は、原節子様

 

 

みどり『古事記』、好き。でも、倭建命と須佐之男が、混然となるの。

その上、この映画では、その二役を、三船敏郎様お一人でされるので、

「あああああ、また、ごちゃになるう~!!!!!」!?

 

 

円谷英二様特撮を担当されてらっしゃるくらいで、

1959年作品とは思えない、日本神話の世界が描かれてます。

 

 

勿論、作り物っぽさはありますけど、妙に巧妙なCGより「神話」感あり。

火山の噴火や、洪水にも、相当量の土砂、溶鉄、水が使用され、質感あります。

地割れの場面には、人形ではなく、本物の人間を落とされたそうな。

八岐大蛇退治も、全然しょぼくない。

あれ?この写真はユーモラスね。

 

 

もう、長いこと『古事記』も読んでいないので、大変懐かしく拝見

スタア様満載だし。

 

 

 

 

 

 

今度は古代で、三船敏郎様にお会いしました。勿論、かっこいい

 

 

しかし、熊曽征伐の際の、有名な逸話

女装して、宴の席に入り込み、打ち取る・・・っての・・・

いくら、インドの女性のように、布で顔を覆って

目しか見えないとはいえ、数多いる美女から選ぶか!?

 

 

 

ごつくて、眉太すぎ、目つきぎらぎら~。三船敏郎様ですから。尼タイル

文章で読むと、年齢もまだ青年だし、中性的というか、

本当に綺麗な女性に見えたように、空想するんですわ。

 

 

ごちゃごちゃ言いましたが、父帝を求める哀しさは全編に。

 

悪役東野栄次郎様が、ホンマ、憎々しくてらして、流石

有名な、「倭(やまと)は 国(くに)のまほろば

畳(たた)なづく 青垣(あをがき)

山隠(やまごも)れる 倭(やまと)し美(うるは)し」は、

海路大和に向かう時に、が、歌いながら舟を漕ぐ

という場面に使われておりました。あと少しで帰れると想いつつ・・・

 

 

『古事記』現代語訳は拝読したけど、色々お勉強しなかったみどり。

倭建命→遠征続き→早死に、ってイメージだったんですが、

今回、Wikipedia様を拝見したら、どうも、六名の妃がいらしたようで。

 

 

 

うん、『古事記』の時代ですもんね。早くからご結婚されてらしたんでしょう?

お子様天皇即位されてられてらっしゃるし。

しかし、どの時代を描いた作品でも、ニンゲンって、

「討伐」とか「侵略」とか好きで、嫌になるわあ。