『Arletty, A Guilty Passion(アルレッティの愛と罪)』(2015) | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

 

「ガランス」、役名で通じるアルレッティ様

というか、おフランスの芸術に対する敬愛?

 

アルノー・セリニャック監督作品、フランス、92分

 

 

レティシア・カスタ様、ケン・デュケン様、マリ=ジョゼ・クローズ様

ジョセフィン・ドライ様、マーク・チッティ様

 

 

 

最近では『北ホテル』でお会いした、アルレッティ様の、

ドイツ軍のフランス占領下での、若いドイツ兵との恋を中心にした作品。

 

 

ホテル食事に行けば、ホテルの従業員一同からシャンパンが届く、

国民的大女優、アルレッティ様。

 

 

 

ダルクール公爵夫人、アントワネットとの同性愛関係は公然。

戦時中とはいえ、流石おフランス、女優は女神が如き存在。

映画は『天井桟敷の人々』ガランス役の、撮影に入ろうとしている。

 

 

おフランス『天井桟敷の人々』アメリカ『風と共に去りぬ』

あんな作品を「戦時下」に撮っているような国が負けるわけないわ。

 

 

そんなアルレッティ様が、一目会ったその日から、

青い瞳の、若きドイツ兵と恋に落ちてしまう。

 

 

 

少女の頃愛し戦死した青い瞳の青年の青。

 

 

 

 

 

恋人のアントワネットはレジスタンス運動をしている

周囲反応は、ホテルに彼と食事に行くなり、

レストランのざわめきが水を打ったように静かになり、

ひそひそ声視線が身を包むし。

 

 

 

愛する二人から、選択を迫られ、彼を選ぶものの、

アントワネットが姿を消したと聞くと、

ドイツ軍に掛け合いに行って、釈放させる。

 

 

 

彼は、ドイツが負けた時の彼女のことを心配し、

恋敵のアントワネットに、いざという時、力を貸してくれるよう頼む。

自分と共にドイツへ、と、アルレッティに懇願も。

あなたと行ったら、この愛は間違っているという事になると退け、

ドイツ軍兵士と付き合っていたということで、勿論、逮捕

ここで、マタ・ハリ様のような運命になる可能性も。

しかし、彼女とは知性が違った。取り調べで言ってくれますね、

「私のはいつもフランスとある、でも私の身体国際的なの」

連行するレジスタンス兵に、「触らないで、私は芸術品なの」

 

 

いやはや、もう、男前というか、女を極めたらこうなる?というか。

 

 

後に再会し、求婚されてもの返答も。

「私は今飢えている。あなたが望んでいる家庭を与えることは出来ないから。

あなたを失うことには耐えられる

なぜなら、いつもあなたを愛しているから。

だから実際飢えていないのかも

すごいなあ、おフランスだ・・・

彼より長生きしちゃうし。彼の奥さんは、彼との文通の手紙を返しに来てくれるし。

ふたりの穏やかな会話も深い。

「ハンスは貴女に会えて幸せだったでしょう」よアルレッティ様。

「ハンスは貴女を愛することが出来て幸せだったでしょう」と奥様。

享年94歳のご生涯。失明されてご引退になられても、

そのを求めて、ナレーションの依頼が来たという、生涯女優

『欲望という名の電車』のフランス版で、ブランチを演じられたという舞台、

とてもとても、拝見したいです。

ちょっと今、バタバタして、がっつり映画が拝見出来ない中、

「テレビ映画かな?」と思いつつ拝見しましたが、

いやあ、「アムール」強烈でしたわ。

 

 

最近、拝見したいおフランス映画の一本が、

アルレッティ様初期にご出演の『ミモザ館』です。

 

以下、アルレッティ様、ご本人お写真特集。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の当日記事次点も、お美人様でごいます。

第二百四十六夜・ジーナ・ロロブリジーダ様

 

 

 

 

この、おっぱい至近距離、感動を覚えるなあ。

 

 

それにしても、このおっぱいにして、このウェストという驚異!