赤毛のあの娘が初々しい♬
チャールズ・ヴィダー監督作品、アメリカ、107分
リタ・ヘイワーズ様、ジーン・ケリー様、フィル・シルヴァース様、リー・ボウマン様、
イヴ・アーデン様、レスリー・ブルックス様、オットー・クルーガー様他
ううむ、監督は『ギルダ』もお撮りだし、やはりこれまた脇役陣豪華です。
明日の作品『めぐり逢い』の元『邂逅』にご出演の方あり、
先日の『晴れて今宵は』でリタ様とご共演の方あり、
まだ積んである『或る殺人』ご出演の方あり・・・
二本続けて、フレッド・アステア様とのコンビで拝見させて頂いたヘイワーズ様。
今回はジーン・ケリー様と。贅沢だなあ。
これだけの作品にご出演の割に、ミュージカル女優さんのイメージがないのは何故だろう。
『ギルダ』でも、歌い踊られる場面が有名なのに?
オーソン・ウェルズ様や、国際的プレイボーイ、アリ・ハーン様とのご結婚、
『ギルダ』以外も『上海から来た女』等のご出演が印象強いせい?
それにしても、何回拝見しても、みどりにはファムファタルより「隣のきれいなお姉さん」?
これで、きつい人だったらローレン・バコール様みたいに見えるかも?な美人だが、
どうも表情が、普通に感じいいんだわ。
しかしまあ、美女でらして、ここでもブルックリンのキャバレー?のオーナー振り付け師から、
出版社社長?から、ブロードウェイ興行主から、彼女にめろめろ。
フレッド・アステア様の洗練されたダンディズムとは違い、
体育会系?ジーン・ケリー様、虚勢を張ったり、やきもち焼いたり。
呼応して、リタ様も、恋のさや当てすったもんだ?
広い舞台での踊りの楽しさを現すべく組まれたセット、バカ受け。
いや、ミュージカルなので、別にツッコむ場面ではないんですけどね。
階段がある宝塚大劇場よりもっと奥行きがないと、このセットを踊って降りたら急傾斜過ぎ?
ジーン・ケリー様も一緒にメジャーを目指したらいいじゃん?でもありましたけど、
世の中、そう上手くはいかないから、映画のお話も成り立つのでしょう☆
それにしてもこのヒロイン、友人を出し抜いてカバーガールに応募するくらいで、
野心家なのやら、成功より恋が大事なロマンティストなのか???
昨日のアクセス、当日記事次点、婉容様です。
今回はいつまで続く???